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ふう。今回は駄作の予感がする。
間違えた。今回も駄作の予感がする。
ゆっくりしていってねー。
ここは峰名高校。
峰名高校の生徒会は、全て女子で構成されている。
議長の香色淮。変態オタク。
書記の萌川亜瑠。元アイドル。
会計の矢上燕。山里の忍者。
そして、会長の加山ありす。……元ヤン。
元々高校に人数が居ないのもあり、この四人で全員。
『すっくねえええええええええええええ!!!!』
大声で叫んだのはありす。
『うるさいですよ』
面白いくらいに良い笑顔の亜瑠。
『大体何が少ないのさ?』
しかめっ面の淮。
『この生徒会だよ!今、姉貴に聞いたらあっちは五人だってよ!?』
『否定。大差無いと思う。』
無表情な燕。
『皆さん、ちょっと良いですか』
亜瑠が口を開く。
『お?』
『今れいかさんとL〇NEしていたのですが』
『うん。』
『ありすさん。呼ばれてますよ』
『ななななななんだって……!』
『あー。うん。淮。お前は関係無えだろ。何故叫んだ。阿呆。』
『あの。』
『わかってる。じゃあな。燕、後はよろしく』
『了解。承知した。』
そうして、なんとも滑稽な生徒会のリーダーは姉のれいかの元へと向かった。