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第16話 自分の嫌いなところ

今日は土曜日

土曜日と言えば

休日2日間の最初の1日

日曜日のように

明日は学校だ……

という感覚に悩まされることのない唯一の時間

僕は休日が好きだ

そして土曜日は1番好きだ

だが今週に限ってはそうはいかない

ようだ……


「おじゃまちまーちゅ!!」

「蒼汰くんこんにちはぁー!」


そう言って香奈お姉ちゃんが挨拶する

おじゃまちまーちゅと言った彼の名は上尾蒼汰

今年で4歳になる園児

僕らの母方の従兄弟に当たる人物

まだ言葉が上手に話せない

性格は

元気で明るく

外見も可愛らしい子供


「香奈お姉ちゃあーん!!

抱っこ抱っこぉー!!」

「はいはいっ!

たかいたかぁーい!」


この光景を見てわかると思うが

蒼汰は香奈お姉ちゃんのことが大好きなのである


「ふんっ!

だっせー!」


その光景を見て大我がさりげなくつぶやく

お前も美貴さんの前では一緒のようなものだけどな……


「香奈お姉ちゃーん……

大我お兄ちゃんがいじめるぅ……」

「大我!

小さい子いじめちゃダメでしょっ!」


そう言って香奈お姉ちゃん大我に軽くげんこつをする


「ふんっ!

甘えん坊甘えん坊!!」

「うえーん……」

「蒼汰くん大丈夫?

大我!

今日は大我のお昼ご飯抜きだからね!」

「別にいいもん……

美貴お姉ちゃんの家行くもん!!

べぇーだ!」


そう言ってあっかんべーをし、大我は走って家を出て行った


「全く……

大我は何で私に懐かないんだろ……」

「僕は香奈お姉ちゃんのこと大ちゅき!!」

「私も蒼汰くんのこと大好き!!」

この場にいるのが気まずくなってきたというか

なんか嫌になってきた

もどろう


「あっ!

しんくんの分のまんまはちゃんとあるから大丈夫だよ!」

なんで大我はお昼ご飯で僕はまんまなんだろう……


「ちんくーん!!」


しんですよ……

蒼汰は僕にもなぜかなついている


「僕ちんくんも大ちゅき!」

「私もちんくん大ちゅき!」


悪い気はしなかった

特に後者が

僕は本当にシスコンなのであろうか……


「うーん……」

「蒼汰くんどうかしたのー?」


蒼汰は困惑した表情をしている

どうしたのであろうか?


「香奈お姉ちゃんは僕とちんくんどっちの方がちゅきなのー?」

「え?」


禁断の質問を蒼汰はしたのだった


「お姉ちゃんはどっちも好きだよぉ!」

「どっちか決めないとやだぁ……」


蒼汰は泣きそうになっていた

香奈お姉ちゃんは重い口を開きこう言った


「も、もちろん蒼汰くんの方が好きだよぉ〜!」

「やったぁー!!

ちんくんに勝ったぁー!!」


当たり前だ

香奈お姉ちゃんはもちろん本当は僕だろうが

子供の手前

気を使っているのだ

きっとそうだ

そうだ……

何かが僕の中で壊れた

自分ではこう考えつつも

すごくショックだった


「……」

「しんくん?」

「お姉ちゃんなんて嫌いだもん……」


僕はこう言って家を飛び出した

何をやってるんだ僕は

何でこのくらいで涙が流れるんだ

情けない……

蒼汰の前でも一番好きなのはしんくんって言って欲しかった

心の何処かでその言葉を期待してた

何を期待してるんだ僕は……

こういう自分が嫌いだ

気がつけば僕は

美貴さんの家の前に来ていた




こんばんは!

今回は少し書き方変えてみました!

この方が読みやすいですかね?

あと何と無く文章量多く見えますよね笑

あ、感想誰でもかけるようにしました!

感想とかレビューとかすごく欲しいので!

感想はユーザー以外の方もできるように設定いたしました!

どなたでもお願いします!


あと

アクセス数が

一昨日200超えて

おぉーってなってたら

昨日は300超えてましたー!!

パチパチパチ( ´∀`)ゲラゲラ

これはどんどん読んでくださる方が増えているって考えてもいいのですかねー?笑

皆さんのおかげです!

本当にありがとうございます!!

まだまだ他の作品と比べれば

全然少ないのかもしれませんが

自分の書く小説に対して300回以上もアクセスがあるってすごく嬉しいです!

これからもよろしくお願いします!

気に入ったらブックマークも是非よろしくお願いします!

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