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第14話 お姉ちゃんの部屋

ガチャ

お姉ちゃんの部屋の扉を開ける

「お邪魔します……」

いい匂いがした

女の子の部屋って男の部屋とは違っていい部屋がする

「zzz……」

お姉ちゃんは寝ていた

お姉ちゃんは姉として見てもすごい可愛い

学校で男子生徒が出待ちするのもわかるくらいの可愛さだ

「それに相変わらず……」

僕の写真が要所要所にあった

大我の写真と僕の写真の比率が1:9くらいだ

なんか嬉しかった

「さて寝るか……

ここなら仮に幽霊が出ても大丈夫だし……」

さすがにベッドにはいるわけにはいかないので

床で寝ることにした

暖房ついてるから

十分暖かいし

「おやすみなさい」





「もう朝かなぁ?」

3時

まだ朝じゃなかった

「!?」

体がびくんとした

誰かが部屋にいる

「もしかして泥棒?」

私は怖かったけど

恐る恐るその気配がする方に目を向けた

「……」

小さな可愛い子がいた

安心したような表情ですぅーすぅーと寝息をたてて寝ていた

「可愛い……」

しん君の寝顔を見たのは

なんだかんだいって久しぶりだった

一週間ぶりだ

「こうやってみるとまだまだ赤ちゃんだなぁ」

「うーん……」

「?」

しん君が寝言を言っている

「お姉ちゃん大好き……」

萌えた

今私は最高に萌えた

可愛すぎる……

お姉ちゃん大好きだって

普通中学3年生の男の子が普通こんなこと寝言であっても言いますかみなさん!?

やっぱりしんくんは可愛すぎます……

まだすぐ泣いちゃうし

なんだかんだ言ってまだまだ赤ちゃんだなぁ

「でもしんくんこんなところで寝たら風邪引いちゃうよ?

私のベッドに入れてあげよっ!

よいしょっ!」

少し重かったけど

まだまだしんくんのこと抱っこしてあげれるなぁ

「お姉ちゃんと一緒に寝ようねぇ〜」

私はしんくんの肩にそっと手を置き

そっと目を閉じ

眠りに落ちた

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