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チートな種族になったのに  作者: 霧島かこい
第一章
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第七話

今回はとても文字数が少ないですが、宜しくお願いしますm(_ _)m

 

 あー、疲れたな。うん、死にそう。

 というより疲労で死にそうなんて。・・・・何か偉い人みたいな事言ってるよ。いや、マジで偉い人になってたんだよなぁ―――――。

 は~、死にかけの時に喋んのって結構疲れるものなんだな。あいつもあの時、こんな感じだったのかな・・・?

 いや、そんな事考えてもあいつの事を俺が分かる訳ないか。何せ俺を庇って死んでしまう大馬鹿者だしな・・・。今のって死者への冒涜にならないよな?

 って俺、さっきから一人でブツブツ喋ってる不審者にしか見えないんじゃ?!

 ――――くっくっ。何故か自分じゃないみたいだ。こんなのあいつ等に見られたら―――――――、いや普段と変わらんって言われそうだな。

 

 しかし初めての体験だな。・・・・死にかけの時ってテンションも一緒に可笑しくなるのか?

 あっ、お前今更何言ってんだって思っただろう!別に死んだ時の記憶があるからって、死ぬ前の事を鮮明に憶えてる訳じゃないんだからねっ。

 ・・・・やべぇ、マジで末期だ。

 

 

 

 

 

 とまあそろそろあっちが見送りに・・・来る頃かな?

 態々こんな俺を見送りに来るんだからホントに酔狂な【奴】だ。いや、奴等と言うべきかな。

 ていうか酔狂以上だな。初対面の時のぶっ飛び方も面白いよりは不気味の方に軍配が上がってたし。

 しかも、その行動で俺の中にある日本人の|急激な変化には冷静に対処せよっていうてきとうが呼び覚まされたから普通に対応したら、****が「冷たいっ」とか言ってくるし。マジであり得なかったわ。

 

 

 さてここで読者の皆さんに言っておくと、あいつ等は俺の嫁であり戦友の事を指し。【奴】こと奴等は俺が神だった頃・・・・・の部下的な奴等の事だ。

 こんな説明で色々疑問に思うかもしれないがそれは今後に期待してくれ。

 

「◯◯◯、一人で何ブツブツ言ってんの?」

「****!◯◯◯様に乱暴に話しかけてはいけないと何度言ったら分かるんだっ。」

 ・・・ほら来た。****はマジで五月蠅いから今の状態では合いたくなかったのになぁ。***も****を止めようとするけど結局止められず、叱る声が****の五月蠅さと混じって余計にあれになるし――――――。これこそ真の悪循環ってやつだな。

 うわ!マジでやばい。本当に気分が悪くなってきた。とうとう俺も御陀仏的な感じなのか?

 

 ぎゃあぎゃあ ドゴーン ギィンッ

 

 おい、何だこの音は?!今更敵襲か?・・・いや、この辺の不穏分子は全員始末したような。

 

 

 

 


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