第十一話
まだ途中ですが話を進めるために投稿しますm(_ _)m
※どんどん話が変わってすいません
「「「じゃあ、さようなら・・・。」」」
三人は顔を見合わせ別れを告げる。しかしその顔に浮かぶのは―――輝かんばかりの笑顔、であった。
『もうオッケー牧場だよね。』
ずっと沈黙を保っていたのであまりにも自然に空気を凍らせた声に誰も反応することが出来なかった。
こうして○○○は死んでいった。”神々の箱庭”へ―――――
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「と言う感じになるとか?」
俺が至極真面目に、実は噴出す寸前の状態で都市伝説になってることを言った。
やはり運営側的にはそんな非科学的なとか、私達のはハッキングされませんよとか思っているようだ。貴公子は笑みに苦笑を、将軍は顔をもっと顰めることでそれを示した。
「それらの事は、此方を信用して頂きたいですね。」
裏打ちされた自信とはこういうものを言うのだろうと思わせる言葉だった。・・・てか将軍も喋れよ!威圧目的ってばればれだぞ。
しかし残念だ。いや流石にプレイヤーの調査はしてたら犯罪だしな。
俺はデスゲームを都市伝説として世間に広まる原因となった史上最大規模のVRMMO≪悠久のアルカナ~失われた時間~≫で起きた事件の当事者だ。・・・・勿論被害者だぞ!ハッ、何故か今言わなければいけない気がした。
コホン。まあそんな訳でそのデスゲームの攻略組みリーダーであった俺から言わせれば、笑止千万・滑稽。はっきり言うと「笑わせんな」であるのだ。今の貴公子の表情・言葉以上に≪悠久のアルカナ~失われた時間~≫の運営側はテレビの会見で自信満々に発言した。結果、その発言にいらぬやる気を出した大物ハッカーに一時は持ち堪えたらしいがデスゲームの状態になった。というあまりに悲惨な、てかアホだろ的なことになったのだ。
俺や仲間は攻略組みという性質上、毎日死と隣り合わせだが高レベルであり運も良かったので誰も失わなかった。しかし一般プレイヤー達は狂ったPK野郎とかモンスターの所為で少なくない数の人が死んでいたようだ。
勿論、PK野郎は俺達が全力で倒した。
てかPK野郎のレベルが無駄に高かった所為で、態々俺が出張ることになったし。マジ面倒くさすぎて「PKはGAME clearまで〖極寒の無限監獄〗に入れる」っていう規則をわざと頭から飛ばしかけちゃったよ。
ここだけの話だが副リーダーが命懸けで俺を止めた時には、運営の裏をかいて不正にチート化してたPK野郎の五桁HPは100位しか残ってなかったらしい。ホントニフセイデチートトカナイワ。
まあ、そんなこんなで信用するということは到底無理な相談である。
さてそろそろお遊びも御仕舞いにしようかな。俺はそもそも運営と言うものがそんなに好きではないし・・・・。