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初クエスト



 異世界生活2日目にして冒険者デビューをした俺は登録を済ませた後にある依頼を受けていた。それは狩猟系クエストでレッドウルフなるモンスターを討伐するというものだ。名前の通りに赤い色をしたオオカミのような感じのモンスターだ。




 その後、森の中に到着した俺が10分ほど歩いていると今回の獲物が釣れた。俺の動きに合わせて移動をしている生物が3匹いる。こっちも獲物が釣れたと思っているが、あちらさんも同じ事を思ってるんだろう。




 そんな事を考えながら歩いているとレッドウルフの気配が先程より増えた。獣の本能なのか俺の事を警戒して仲間を呼んだようだ。




 何で一般人だった俺がモンスターの気配を性格に感知できるかというと当然スキルの恩恵を受けているからだ。ゴブリンに不意打ちで顔面への攻撃を食らった事を教訓にして気配探知というスキルを習得した。




 だから今はレッドウルフの居場所がこちらからは筒抜けの状態になっている。 




「グルヴゥゥゥ!!」




 どうやら向こうから動き出したようだ。前方から雄叫びを上げながらレッドウルフが飛び出してきた。





 それと同時に他の4匹も俺を囲む様に登場してくる。ここで足を止めればレッドウルフに四方八方から攻撃されるのだろうが、そのままスピードを加速して前方にいる奴をぶん殴る。





 殴られたレッドウルフは少し先にある木に体をぶつけてピクリとも動くなった。他の3匹が噛みつこうとしてくるが、身体を横に逸らし回避しながら蹴りを入れて吹き飛ばす。更にもう1匹が突っ込んでくるが顔面を思い切り殴り飛ばしてノックアウトさせる。





 それを見た他のレッドウルフは散り散りになって逃げ出した。一体はレーザービームを当てる事で倒す事が出来たが他の獲物には逃げられた。やっぱり範囲攻撃ができる様なスキルが欲しいな。レーザービームは複数の敵を相手にする時は少し使いがってが悪い気がする。





 倒した死骸は収納スキルの中に入れた。これから旅をしていくのに必要だし、持っていると凄く便利そうなので収納スキルを取得した。




 サイズは特大というのを選んだのでこれから持ち物の持ち運びに困る事はなく安心だ。旅の途中に余計な荷物なんて持ちたく無いし。食料や武器はたまた家なんかも入れられるサイズなので冒険者としての活動に充分に役立つだろう。





 まぁ、収納スキルとかバックって異世界系の物語にはよくあるよね。





「キャー!!!」





 何か女性の悲鳴が聞こえた気がする。ちょっと様子を見に行ってみるか。




 





 

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