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デート2




 あれからクレープを満喫した俺と少女は流れで一緒に昼ごはんを食べる事になった。

 何でも彼女は昨日この街に初めて来たみたいであまりこの辺りのお店を知らないらしい。

 なので俺が彼女にお店を紹介する事になった。とは言うものの俺だってこの街には来たばかりだ。




 というかこの街どころかこの世界についてすらあまり知らないんですが。




「そう言えば名前なんて言うの?ちなみに俺の名前はユウヤ」




 何だかんだで一緒に行動を共にする事になった訳だが俺はいまだに彼女の名前を知らない。

 いい加減名前を呼ぶ時に不便だし、食事を一緒にとるのだから彼女の名前ぐらいは知っておきたい。




「私の名前はマキアなの〜!よろしくなの〜ユウヤ!」




「うん、よろしく」




 名前も知れた事だし色々と聞ける範囲で聞いてみようかな。




「ちなみに、マキアって何歳ぐらいなの?俺は18歳だけど」




 俺の予想では14から16の間くらいな気がする。




「15歳ぐらい?」




「私は今年で14歳なの〜!立派な大人のレディなの〜!!」




 うん、予想は大体合ってた。少し気になったんだけど、この世界では14歳は大人という判定なんだろうか?

 



 それとも彼女がそう言ってるだけなのか。地球ではJCぐらいか?




 まぁ、異世界だから何があっても驚かないけど。別にそこまで気になる訳じゃないからいいけど。




「14歳か。いつも1人で行動してるの?それとも付き人がいるとか?」




 14歳なら誰かしら付き添いがいてもおかしくはないよな。




「いつも1人なの〜!私は大人のレディーだから1人で何でも出来るの〜」




 1人で違う街からこの街に来たってことは何が目的なんだろ。

 親とか仕事とかでおつかいを頼まれて届けに来たとか?それかソロプレイでも問題がないくらいにランクが高位の冒険者なのかもしれない。




「もしかしてマキアってランクの高い冒険者だったりするの?」




 どうせなら予想出来るなかで一番良さそうなのを言っておこう。

 それに魔法やスキルが存在するファンタジーな世界で性別や年齢もクソも無い。

 そもそもの話として、話している相手が見た目通りの年齢かも分からないしね。




「凄いの〜!何で分かったの〜?あ、私ってば有名人だったの〜!」




「いや、マキアの事は今日知ったんだけど。ずっと1人でも大丈夫ってことは腕の良い冒険者なのかなって」




 ということはマキアは冒険者なんだな。それもソロプレイで生き残れる程の強さがあるのか。




 っていうかマキアって有名人なの?




 そんな感じマキアと話していたらいつの間にか行きたかった店に着いていた。





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