表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/45

vsオークシャーマン

 

 アリシアの魔法で空いた空間を一気に駆け抜けてオークキングまで近づいた所で前方から炎の球のようなものが飛んできた。それを斜めに走ることで回避した俺は一回停止する。



「オークって魔法使うんだっけ?」



「いいえ、普通のオークは使わないわ。あれは多分オークシャーマンね」




 つまりはオークの中でも特殊な個体ということか。オークが遠距離攻撃を使うことは想定してなかったな。




「取り敢えず後ろのオークを少しの間お願い出来る?」



「えぇ、分かったわ」



 そう、俺とアリシアは強引に道を作ってオークキングのところへ向かおうとした。その結果、後ろからオークが5体ほどこちらに来ていて、前方のオーク達と挟み撃ちにされているのだ。




 本当はアリシアの魔法とレーザービームを使っての中距離からの強力な攻撃で先手必勝よろしく勢いで決着をつける予定だった。




 しかし、向こうには遠距離攻撃が出来るオークシャーマンが居るため、強力な魔法を使うまでの溜めを作りにくい。さらに言うならこちらの遠距離攻撃を恐れているのか、普通のオークがキングとシャーマンを守るように立っている。通常オークを肉壁として使うつもりなんだろう。



 幸いなことにオークが肉壁待機をしているお陰で今のところ、こちらに向かってくるオークはいない。向こうが動き出す前にこちらから攻めに行こう。




 まずはオークシャーマンを倒したい。後ろを任せているアリシアに遠距離攻撃が飛んでいくのは避けたいし。



「レーザービーム!!」



 走りながら両手からオークシャーマン2体にレーザービームを放つ。案の定シャーマンを守るようにオークがそれぞれの肉壁になる。走りながらで力も込めれてないのでダメージを与える事が出来ても倒す事は出来ない。




 しかし、その時間を使って素早くオークに隠れてるシャーマンの横へ移動して顔面にグーパンを入れる。一体目のシャーマンは顔面が潰れて再起不能になった。




 すぐさま2体目のシャーマンの方にダッシュする。当然護衛のオーク2体が前に出て斧を振り下ろして来るが、それを避けてシャーマンの目の前に着地。慌てた様子で魔法を放とうするが、攻撃が発動する前に近づいて顔面を殴る。残りのオーク達はレーザービームで一掃する。




 これで残りはオークキングと取り巻きのオーク4体だけだ。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ