表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/45

買い取りと登録とおっさん



 冒険者ギルドに着いた俺達は予定通りにバラけて行動する。俺は素材の買い取りとクエストの報告。アリシアは冒険者ギルドで登録を行う。




 まずはクエスト達成の報告をする為に空いているカウンターに向かう。実は今日も起きた時間が昼前と遅かったので、あまり受付は混雑していない。




 空いているカウンターに向かうと来ている服を押し上げるぐらい立派なお胸を持った可愛らしい受付嬢の子が対応してくれた。



「依頼の確認をお願いします」



「はい、かしこまりました」



「こちらがレッドウルフ3匹です」



「依頼の達成を確認致しました。こちらが報酬の銀貨6枚になります」



「ありがとうございました」



ちなみにこの世界の通貨はこんな感じになっている。



銅貨  10円

大銅貨 100円

銀貨  1千円

金貨  1万円

白金貨 10万円




 今回はレッドウルフ3匹で銀貨6枚だから円で言うと1匹あたり2千円だ。正直に言うとこれが高いのか安いのかはよく分からない。ただ、レッドウルフ3匹なら10分もせずに狩れそうなので時給換算したら1時間で6万円ぐらいだ。割りかし良い商売なんじゃ無いだろうか。




 もしかしたらレッドウルフは群れで行動するのが多そうだし、狩るのが大変なモンスターなのかも知れない。




 その後はレッドウルフとオークを買い取ってもらう為に買い取りの方のカウンターでおじさんに対応してもらった。ちなみに、レッドウルフは納品依頼では無く討伐依頼だから、討伐した証さえ見せれば死体をギルドに渡さなくても良く、自由に使用しても問題ないらしい。




 ただ、俺みたいに収納系のスキルが無いと持ち運びが面倒なので、基本的には死体を持ち帰らない冒険者が多いらしい。




 なので取り敢えず収納スキルに入っているモンスターを全ておじさんに渡した。特に下処理とかして無いので大丈夫かなーとも思ったが、使い道は結構あるらしくそこまで問題なく買い取って貰えた。




「アリシア」



 モンスターの買い取りが終了したのでアリシアの方へ向かえば彼女も無事に目的を達成出来たようだ。




 やはりアリシアの方が先に終わったみたいで待たせてしまったようだ。しかし、何となく想像もしてたけど彼女の人気は凄いな。アリシアと合流してからギルドにいる男達から凄い睨まれたりしてる。




 うーん、非モテ共の憎悪や嫉妬だったりの視線が気持ちいいね!日本にいた時は俺もあそこの連中と同じようなポジションだったが。




 まぁ、そんな悲しい事は忘れよう。

 異世界最高!!



「おい、ねーちゃん」




 そんなくだらない事を考えていたら花に釣られた野生のバカっぽいハゲたオッサンが現れた。









 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ