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ハロー異世界




 気付いたら異世界に転移していた。そんなことを言えば大多数の人間にこの人何言ってるの?と頭の心配をされるだろう。




 だかしかし、現実に俺は家での日課となっている訓練が終わり次第、疲れから仮眠を取っていたのだが、目が覚めて周囲を見れば俺の視界には全く見覚えの無い景色が写っていた。




 そして、意識がクリアになるのと同時に俺の脳内には何故かこの世界の知識というか、自分が使用する事が出来るスキルについての情報が頭の中に自然と入っていた。




 何を言ってるんだコイツは?と思うかもしれないが、どうやらこの世界ではスキルという物が存在するらしい。うんうん、この時点ですでに異世界ファンタジーっていう感じがして俺は結構好きだ。

  



 手始めに、頭の中に勝手に入って来た情報を俺なりに整理した。そうする事でこの世界の知識までは手に入らなかったが、自分がどういう能力を持っているのかを把握することかができた。




 ひとまず、自分の持っている手札を理解したことで少し落ち着く事が出来た。正直に言えばいきなり異世界に転移したことに対しての動揺はかなりあるし、実は夢なのではとも少し疑ってはいる。




 ただ、俺のシックスセンスがコレは夢ではなく現実だと訴えている。何より脳にインプットされた俺のスキルはだいぶ強力だと思えるのも冷静でいられる理由だ。




 さらに言うならこのスキルは俺にとっては天職であると同時に、もしかしたらこれはチートスキルで異世界無双してハーレムでも作れるように神様が俺に与えたくれたスキルなのではと期待をしてくれるぐらいには希望に満ち溢れてもいる。




 しかし、使う人間によってはたいした能力を発揮出来ないものでもある。何故ならこのスキルはとあることの通算発射数に応じて性能が大きく変化するからだ。そして俺は1日平均で10回は己の内側からそのミサイルを飛ばしている男の中の男だ。つまり俺はこのスキルとの相性がすこぶる良いのだ。




そういう意味では本当に自分の個性に合ったスキルが手に入れる事が出来て喜ばしいかぎりだ。




だが一つだけ問題点がある




 問題あるなんて言うと自分にマッチした強力なスキルを貰えて異世界無双やハーレムを作れそうなのに、どこに不満があるのか?それで不満を言うのは贅沢なんじゃないか?




 異世界に行くのに何のスキルも与えられなかったような人などからそういう声をあるだろう。



だが、一つ言わせてくれ




さすがに自家発電ってスキル名は恥ずかし過ぎるわ!!!



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