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転生者だったと気が付いたが、ピンクブロンドだった令嬢の話。

作者: 山田 勝

 私は、6歳の頃、高熱で寝込んだ。そして、起きたら気が付いた。気が付いてしまった。

 私は転生者だ。

 現代日本に生きていた。

 名前は、桃山桃子で、ごく普通のOLだった。

 日本での知識はある。

 これで、文明のおくれた世界で、一旗揚げるぞと思ったものよ。


 最初は、ウキウキしたが、すぐに絶望した。

 例えば、カレーライスを知っている。この世界にも、人参、ジャガイモ、タマネギぽい食べ物はある。

 肉だってある。


 しかし、肝心なルーは作れない。


 万事、この調子だ。


 孤児院は、サバイバルだ。ご飯はやっぱり、底が見える薄いスープ、パンは、スープはパンに浸して食べるためにあるとしか思えないほどの固さだ。


 肉は、滅多に出ない。

 だから、子供達で森に行って、ワナを仕掛け。女神教の祝日で、特別に頂けるぐらいだ。


 住めば都っていうけれども、都にならない。

 三段式のベット一番上がプライベート空間だが、どうやっても都にならない。


 シラミだけはイヤなので自発的にシーツは毎日干す。髪も水で毎日洗う。


 しかし、10歳の頃、転機がやって来た。

 慰問に旅芸人たちが孤児院にやってきたのだ。

 娯楽のない世界、ワクワクしたが、


「あ~こうして、女神様の教えを守ったトム夫婦は、貧しくても幸せに暮らしました」


 パチ・・・・パチ・・・パチ


 つまらない。仕方ないよね。ここは女神教の世界、とがった事は出来ない。道徳的な劇だった。


 ・・・・・・


「どうしよう。今月の支払いが出来ない」

「ああ、どうしよう。どうしよう」


 孤児院裏で、劇団員たちが、頭を抱えていた。

 8人家族の旅劇団だった。


 私も物足りなかったので、声を掛けてみた。


「あの、このような話はどうでしょうか?」

「君は?」


 私は、慰問でもらった紙に、大まかなあらすじを書いたものを渡した。


「これは・・・シスター様の意見を聞かなければ」

「しかし、面白そうだ」


 シスター様の意見は、


「ええ、勇者様と聖女様と法王様が出てくるのね。内容は・・・・問題ありませんが、ここは、こうして~」


 若干、表現を手直しされて、村祭りで劇を行った。


 ☆村祭り


「この聖剣が分からないか?私は勇者だ!そして、隣にいるこのお方こそ先の法王様であらされるぞ」

「ええ、私は聖女よ。この方こそ先の法王様ですわ!」


「「「な、何!失礼しました」」」

「「「お許し下さい!」」」


 ワーワーワーワーワーワーワ!

 パチパチパチパチパチパチパチ!


 大喝采だった。

 私はおじいちゃん子で、時代劇チャンネルを見ていたのだ。

 この作品は、隠居された法王様が世直し旅をする内容で、お伴に、勇者様と聖女様がつき。

 ちょっと、お調子者もつける。


 悪者を退治する内容だ。


「リディちゃん。大盛況だ!もっとない?」

「お金を下さい。取り分を頂きたい」

「分かった。おひねりの五%はどうだ?」


 私の文才では、脚本を書けなかった。良くてあらすじだ。

 そのあらすじを書いて渡す。

 旅芸人の脚本家が使えるように、台本を書き。相談して、手直しをする。

 私はキャスティングも行った。


「カゲ役の女の子は、こまめに変えて下さい。聖女様と勇者様、法王様役とお調子者役は固定で良いです・・」

「女の子って、そうそう女芸人はいないよ」

「大丈夫です。ここは都の高尚な劇団ではありません」


 私は冒険者ギルドに行く。依頼を出す。1日の公演で、銀貨2枚だ。安全な仕事で銀貨2枚はそうはない。劇のことは伏せる。劇と言えばハードルが上がるだろう。

 希望者が殺到したが、面接で、健康そうなお姉さんに仕事を依頼する。


「え、依頼主は、女の子?仕事は演劇?私、演技出来ないよ」

「大丈夫です。アクションを行ってもらいます」


 ☆


「ヒヒヒヒヒヒ、これ、娘よ。良いではないか。ドレスを脱がせてやろう」

「あれ~キャ」(棒読み)

「何!?」


 ドレスの下には、冒険者稼業で着る動きやすい服を着込んである。悪者が脱がせたら、パッと前転をして距離を取り。アクションをしてもらう。勿論、悪役の腹にはクッションを着込んである。


「不埒者め!こうしてやる」(棒読み)


 ビシ、バシ!


「ギャア」


「「「オオオオオオオ」」」


 お姉さんの服装は、動きやすいように、膝下までのズボンに、肘が見える裾で、体のラインが少し分かる程度の服だが、これでも男どもは大興奮する。


 そして、今度は、イケ面役だ。これも冒険者ギルドでイケ面を探した。

 イケ面は、悪者にいじめられている善良な商人だったり、正義感あふれる役人の役だ。


「俺は農民たちを守る!お前達の悪事、きっと、女神様の罰が下るぞ!」

「「「ヒヒヒヒヒヒヒヒ、優男め!」」」


「「「キャアーーーーーーお役人様!頑張って!」」」


 これも、村娘さんやマダムさんたちには大好評だ。


 因みに、厳しいコードがある。

 悪者は、働かないで悪事や博打をして生活をしている者や、法を破って高利貸しをしている者、悪徳商人など。


 間違っても、貴族や領主、役人を悪者にしてはいけない。

 そう言えば、アメコミにも、悪徳警官を出すのはタブーってあったな。


「ホホホホホ、この事は、ここのご領主にしかと申しつける。厳しい罰が下されるであろう」


「「「ハハー、参りました」」


 何故、悪事を働く者が、法王様を怖れるかって?私も分からない。

 しかし、ヨーロッパの中世で、裁判中、不敵に笑みを浮かべる極悪人が、破門された直後泣き叫び。傍聴人も、同情した逸話があったな。

 宗教の罪>世俗の罪、こんな感じか?


 そして、やっぱり、真似をする劇団も出て来たが、私たちには、一日の長がある。


 中には、暗黙の了解を破る劇団もあった。


「アハハハハハ、お前達農民は、貴族様の言う通り税を納めればいいのだ!」


「こら!お前らか不穏な劇を行っている者は!引っ立てろ!」


 と逮捕される者も出る始末。


 興業は減ったが、その分、キャストの休みと、次回の構想を練ることが出来る。余暇は大事なのだ。


 そうしているうちに、王都から役人が来た。


「お前か?あの劇を始めに考えた者は?」

「はい、そうですが」


「国王陛下を、賛美する劇をやれ」

「私、10歳の女の子です。無理です」


 明らかに見下した態度の役人だったので、断ろうとしたが、


「まあ、まあ、お嬢さん。どうか、私たちの頼みを聞いてくれないか?」


 馬に乗っていた貴族様にお願いされたら、やるしかない。

 今の劇も、飽きられるかもしれない。


 なので、

「暴れ野郎国王陛下」のあらすじを書いた。

 これも、前世の記憶だ。


「フフフフフ、この顔に見覚えがないか?」

「え、あの遊び人のトムが?国王陛下!」

「「「しまった。悪事を見られたぜ!」」」


 これも、キャストをこまめに変える。


「「「・・・・・・・・」」」


「これは、何故、女子が戦う?悪者を痛め付けて、その場で捕まえずに、後で裁判で正体を現す?国王陛下が市井で衛兵のようなことをするのだ」


「あの娯楽の基本は、エロ、グロ、ナンセンスです。エロは健康的な女の子のアクション、グロは悪者が痛め付けられる。ナンセンスは国王陛下が市井で世直しをする。充分ではないですか?」


「アハハハハハハ、最後のは皮肉か?それも、良いであろう」


 今の劇団で上演したら、まあ、二番煎じだ。世直し法王様ほどの人気はでなかったが、

 それでも、満足のいく結果になった。


 私は10歳で、売れっ子の原案者になったが、ちっとも嬉しくない。

 私の手柄ではないのだ。私の努力の結果ではない。


 贅沢はしなければ食えるだけの稼ぎが出来たので、後は孤児院を住みやすいように変えた。


 猟師さんと契約し、お肉を定期的に納入してもらう。

 数人、洗濯する人を雇うぐらいの事は出来た。


 シスター様には、帳簿付けと、孤児の教育と、渉外、挨拶周りに専念してもらおう。


「リディちゃん・・・いいの?」

「良いんです。これは、私の手柄ではありません」


 ガバ!


 抱擁された。


「貴方こそ、女神教徒の鏡ですわ。聖都でも、リディちゃんのことが噂になっていますよ」


 と言われてもな。本当に、私の手柄ではないのに、


「そうだ。シスター、お手伝いをさせて下さい。帳簿を見させて下さい」

「ええ、でも・・・結構いい加減につけていたから、恥ずかしいわ。でも、リディちゃんが稼ぎ頭だから、見るべきね」


 この人は信用できる。

 不正をしていたら、見せないか。逆に二重帳簿をすんなり見せるものだ。

 帳簿付けは間違いがあってしかるべき。

 だから、一瞬躊躇したシスター様は、真面目に運営している。

 私もOLだったから分かる。


「これは・・」


 家計簿だ。この100人近い孤児を収容する孤児院では、規模が相応しくない。

 だから、簿記で帳簿をつけ直した。

 私は二級だったから、そんなに高度なことは出来ない。


「シスター、こうすれば、資産と負債の額がすぐに分かりますよ」

「まあ、支出を左に書く書き方ね。・・・」


 おお、シスターは、頭がいい。すぐに理解した。


 そしたら、シスターが、帳簿を領主に見せたら、すぐに、評判になり。

 養子の話が来た。


 まあ、断れないよね。


 幸いご領主様は、立派な方だった。トランダ伯爵様だ。


「君は大評判だ。ようこそ我が家に、妻に、長女のメルダだ」


「はい。お世話になります」

「「・・・・・・」」


 ツン

 と奥様と義姉様は、自己紹介もしないで、奥に引っ込んだ。


 伯爵様は大興奮だ。


「あの劇は面白かった。まさか、君が考えたとは、それにこの簿記と言うのもすごい」

「はあ、実は」


 私は正直に話した。何とか夢の中で見たと信じてもらった。


「もしかして、転生者か?聖女のジョブがないか鑑定しよう」


 ・・・しかし、スキル鑑定は、ピンクブロンド系町娘だった。何だこれは?


「ハハハ、気にすることではない。君にやってもらいたい役割があるのだ」


「はあ、なら、契約をお願いします。養子の話を含めてです。契約書の作成を要求します」


 ☆


 私の髪はピンクのフワフワだ。だから、それに合わせて、ヒラヒラのドレスを仕立ててもらい。

 社交界に出る。

 有名な劇の原案者として、トランダ伯爵家の宣伝と、簿記を宣伝するのだ。

 簿記をトランダ家の固有の職業にする。私は庇護下で教師をし、お給金をもらう契約だ。


 劇の興業も、トランダ家がバックにつき何かあったら、トランダ家の名を出すことが許される。

勿論、収益の一部を上納だ。この時には、数個の認定した劇団があった。

国中を回っている。


 この世界は、服はユニフォーム、好き嫌いでドレスは選べない。嫌いだけども、ヒラヒラドレスを着る。

 しかし、ヒラヒラのドレスでも、向かう先で、ドレスを変えなければいけない。

 色を変えるだけで、ヒラヒラなのは変わらない。

 しかし、私の手元に入ってくる劇の収益でまかなうことが出来た。


 その代り、私は安全な身分と、家電が手に入るのだ。

 家電・・・この世界ではメイドだ。

 家事をしてくれる使用人たちが側にいるといないとでは生活の利便性が格段に違う。


 ヒラヒラのドレスに合わせて、話し方も変える。

「ちょっと、こんなドレス、本当はイヤなんだからね!」


 月日は流れ、私は14歳になった。来年は、都の貴族学園に入学だ。大変なときに、伯爵様がお亡くなりになられた。


「ウグ、グスン・・・」


 さすがに、悲しいじゃない!


 伯爵様の墓の前で泣いている私の背後に、大勢の気配を感じた。


「ちょっと、一人にして欲しいのだけども!」


 義母と義姉とその婚約者、大勢の使用人達だ。


「ちょっと、来い。この格差妹よ!」

「え、何?」


 引き釣り出されて、屋敷の中庭で、断罪された。

 義姉の婚約者は言う。


「平民なのに、伯爵様を籠絡して、屋敷に潜り込む不届き者・・」


 義姉はクローゼット1つなのに、お前は7つある。宝石箱も総領娘は2つなのに、お前は8つ。

 マナー教育もロクにせず、毎日外出し、社交界や街中で不特定多数の男どもに混じっている。


 等々、

 これ、服は必要経費じゃない!私は仕事していたのだからね!

 マナーって、私は平民よ。貴族学園の経営科の平民枠でいくから、高度なマナーは必要ないわよ。だから、少しだけ習ったのよ。


 でも、

 不満がたまっていたのね。

 忙しくて、気を使わなかったじゃない。


「しかも、トランダ家の馬車を使い旅行三昧!」


 あ、これ、世直し法王様の舞台を調査した仕事じゃない?

 一生、村を出ない村人たちに、外の世界の雰囲気を味合わせて、飽きさせないようにしたのだからね。


 義母と義姉は仕方がない。義姉の婚約者は初めて会った。


 しかし、使用人達には、こまめにチップを渡していたじゃない?味方しなきゃイヤなのだからね!


「私どもは、使用人たちは、男爵家以上の令嬢、子息です。なのに、こんな平民に仕えなければればならないなんて、あまつさえ小銭で籠絡しようとしました」


「「「ヒドイ!」」」


 そう取ったか。

 でも、お金受け取ったじゃない!


 義姉は、婚約者の肩にガッツリホールドされている。グスン、グスン泣いて、まるで悲劇のヒロインだ。


「しかしだ。これから、身分をわきまえて、メイドとして働くのなら、この屋敷に、置いてやる」


 ・・・こいつら、家の帳簿を見ているのか?

 今、私の稼ぎは伯爵領と同じ額だよ。

 私が養子でなくなったら、劇団からの上納金と、簿記学校の収益は入ってこないし、誰が講師やるのよ。

そのような契約を伯爵様とした。


「いえ。出て行きます。伯爵様との契約書を持って来て下さい」

「何だそれ」


 契約書類もチックしてなかったのか?


 その時、庭師のお爺さんが来てくれたのじゃない。私の味方じゃない!


「奥様・・・お客様が来られました」

「今、忙しいから後になさい」


「しかし・・・弔問客です」


「フォフォフォフォフォ、門番まで、ここにいるとはな」

「ええ、法王様」

「この子がリディちゃん?」


 フードを被った老人と、町人の若夫婦みたいのが一組。


 そして、もう一人いるじゃない。町人の遊び人風の服を着た壮年ぐらいの男もいる。


「やいのやいの一人の女の子を責めているんじゃーない!遊び人のアルトが許さない!」


 あれ、この台詞は、暴れ野郎国王陛下じゃない?

 それにこの人、見たことがある。劇の原作を依頼しに来た貴族様じゃない?


 すると、


「勇者殿、そろそろいいでしょう。あれを出しなさい」


「了解です。法王様。貴様ら、この聖剣が分からないか?」


 ピカと聖剣が青く光る。

 劇で使う小道具じゃない。本当に剣が光っているじゃない。


「聖剣だ!本物の法王様だ!」

 ・・・これは、世直し法王様のキメの台詞だ。


 なら、

 もう一人の壮年の男は?


 王宮で働いたことのある使用人が叫ぶ。


「ヒィ、私、見たことありますわ。あの方は国王陛下でございます!」


「「「ハハー」」」


 皆は平伏した。


「トランダ伯爵の弔問に訪れたが、これは何だ!」


「はい、格差妹リディを懲らしめていたところです」

「馬鹿者、リディは、稼いでいる。しかも、『世直し法王様』の収益の一部は、孤児院に」


「『暴れ野郎国王陛下』の収益の一部は、救貧院に寄付されていやがるぞ!感心な娘じゃないか?ええ、お前ら、稼いで寄付できるのかよ!」


「そんなこと、あり得ません!」


「リディ、こいつらに何を言っても理解出来ない。トランダ家はお終いだな。国王よ」


「猊下、当主は、分家からしかるべき者を入れましょう」


「「「そ、そんな、リディが法王様と国王陛下と知り合いなんて」」」


「何故、それを言わない。言わないリディが悪い!私はメルダから聞いて、可哀想と思ってやったのです!」


 義姉の婚約者が責任をなすりつけようとするじゃない。


「知り合いじゃないじゃない!初めて会ったじゃない!」


 ・・・・・


 そして、私は、国王陛下の紹介で、マン男爵家の養子になったじゃない!


 男爵令嬢として、学園に入学したじゃない。


 ☆入学式


「そこのピンクブロンドの貴方、入学式の会場をご案内しますわ」


「分かるわよ!こんなに案内板があれば、分かるわよ!何故、案内するのよ!」


「オホホホホホ、毎年、道に迷ったとして、王子殿下に、道を聞く不届き者がいるから、有志で道案内しているのよ」


 ・・・馬鹿じゃないの。

「やあ、リディ、待っていたよ。こっち、こっち」

「リディ様、待っていたわ。私と一緒に、講堂に行きましょう」


「「「殿下!」」」

「「「王女殿下!」」」


 あの後、王宮で、王子や王女と会ったじゃない!

 王女様とは同級生じゃない。


 王宮で、簿記の家庭教師しているのだからね。


 そして、私は学園で、ピンクブロンド系の平民上がりの男爵令嬢としての役を全うすることになった。


 ・・・・・


「フフフフ、男爵令嬢が、王子殿下の隣にいるのは不遜よ。この侯爵令嬢である私が、あの男爵令嬢を懲らしめてご覧にいれますわ」


「「お姉様、お願いしますわ」」


 リディの存在が、スパイスになったようだ。


 貴族派と台頭著しい平民派との抗争の調停を行い。


 派手なドレスのリディだが、その装いとは裏腹に、OL時代に培ったファイリングや、文書番号を導入しての文書整理業務、

 ネット小説を思い出して、今度は、小説原案者として、成り上がるのは、もう少し先の話だ。



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