語呂、語感(「トライアンドエラー」と「下らない物」「詰まらない話」)について2
「トライ アンド エラー」は、英語の意味的に「トライアル アンド エラー」が正解ではないかという投稿がありまして、私もその意見に異存はありません。
しかし、「トライアル アンド エラー」(先頭5文字)は実際に口にすると言いづらく、それで「トライ アンド エラー」(先頭3文字)になったのかなとも思えるのです。
ただ、先頭5文字でも「チャレンジ アンド エラー」にすると言いづらく感じないから、不思議です(ᐢ ᵕ ᐢ)。
投稿の筆者様は単語の意味を重要視されていて、それはもっともなのですが、日本語では本来の意味で使われていないものもある様なのです。
それが「下らない物」や「詰まらない話」の”下らない”と”詰まらない”です。
これは諸説ある様ですので、参考意見として聞いて欲しいのですが、
”下らない”とは市井に出回らない。上流階級だけの(→高級な)という意味だったそうなのです。
また、”詰まらない”とは循環してるもの(血管や水道管等)が滞りなく詰まらない。
つまり、双方とも(元々は)良い状態を表すものだった様です。
それが何がきっかけかは解りませんが、今現在は意味が逆の状態で定着しています。
「下らない物」、「詰まらない物」、「下らない話」、「詰まらない話」です。
まるで、『皮肉』のようです(ᐢ ᵕ ᐢ)。
何が契機かは解りませんが、(逆の意味になった理由が)皮肉だったという見解は”当たらずも遠からず”なのかも知れません。