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その復讐は、誰が為に  作者: 麻婆茄子
第一章
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プロローグ

初投稿です

お手柔らかにお願いします

昔々、この世界には何もありませんでした

そして、その世界を管理する神さまが1ひとりいました


その神さまはとても寂しがり屋でした

それなのに神さまの管理する世界には何もありません

そこで神さまは考えました

いないなら、創り出せばいいと…


そして、神さまは最初に何もない世界に豊かな自然を創り出しました

神さまは殺風景なこの世界が嫌いだったのです

次に、神さまはいろいろな生き物を創り出します

そうして、この世界は豊かな自然といろいろな生き物が住む世界に変わりました


神さまはその世界に『ネイスト』と名前をつけました

『ネイスト』 を管理していると不思議な事が起きていました

なんと、生き物たちは環境にあうように進化を始めています

神さまはこれを面白いと思い、観察するようになりました


神さまは、進化していく生き物達の中に高い知能を持った生き物を2種族発見します

1つの種族は魔法の力に優れており、もう一つの種族は知能が優れていました

神さまはその2種は神さまが創り出す時に気まぐれで魔法の力を他の生き物よりも多く与えていたということを思い出します


神さまはこの2種族にとても興味を持ちました

そして、神さまはこの2種族に魔法の力を使う知識を与えます

知識を与えると同時にその2種族に種族としての名前をつけました

魔法の力に優れた方に魔族、知能が優れた方に人族と…


神さまに知識と種族名を与えてくれた2種族は神さまを崇めました

そして、長い時が過ぎこの2種族はそれぞれ国を創り繁栄していきました

魔族の国は魔法の力を駆使し、人族の国は優れた知能を駆使して国を発展していきました


神さまはこの2種族をとても気に入っていたので保護することにしました

それと同時に、神さまは一部の者に直接語りかけ、この2種族の国が更に発展できるように多くの知恵を授けました


しかし、この2国の間で問題が起き始めます

始まりは魔族の国でした

国がある発展する中、このような考えが生まれたのです

『神から与えられた魔法の力、その力に優れた魔族こそ優れた種族だ。魔族がこの世界を統治するべきだ』と

この考えは魔族の中で直ぐに広まりました

そして、魔族の国は人族の国へ侵攻を始めたのです

これにより、人族と魔族の長きに渡る戦争の歴史が始まったのです


人族と魔族の戦争は最初、魔族が圧倒的に優勢でした

魔族は人族の多くの村や街、国を滅ぼしていきました

神さまはこのままでは人族が滅びてしまうと考えました

しかし、神さまは片方の種族に過度に干渉することは不平等だと考えました

なので、神さまは人族の中で最も才能がある者に加護を与えました

そして、神さまはこの人族に使命を与えました

『魔族の王、魔王を倒しこの戦争を終わらせるのだ』

この使命を受けた人族は小さな村の心優しい若者でした

この若者はこの戦争を終わらせるために旅に出ることを決心しました


彼は旅の中で多くのことを経験しました

人族の一番大きな国では国一番の戦士を旅の途中で立ち寄った小さな村では神託の受けれる治癒の魔法を使える巫女を国で魔女と恐れられていた魔法使いを仲間にし旅を続けました

魔族との戦いの中で彼は勇気ある者、勇ましい者、尊敬と敬意を込めて「勇者」と呼ばれるようになりました


勇者達は旅を続け、ついに魔王のいる城まで辿り着きました

勇者達はとうとう魔王と戦う事になったのです

勇者達と魔王の戦いは三日三晩続きついに決着がつきました

結果は魔王と勇者の相討ちでした

勇者の命と引き換えに100年に渡る戦争は終わりました


魔族は戦争をやめ、ひっそりと暮らすようになりました

人族はというと戦争の被害が大きく復興するのに時間はかかりましたが神さまへの信仰を厚くし大きく繁栄していきました

こうして、『ネイスト』は平和になったのです

仕事の都合上、不定期投稿になります

面白いと思って頂けたら次もよろしくお願いします

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