表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プロマネさんのいるBAR  作者: かう
7/8

007、ラムハイボールその2

「お待たせしました。ラムハイボールです。」

「ありがとうジジさん。ちょっと喉乾いちゃってて。」

「外寒いのに走ってきたとか?」

麻里子さんがプロマネさんの方を向いて聞いている。

「いや、なんとなくだよ。水分とってなかったからかな。」

プロマネさんは理由を考えてみたが、特に思い当たる点はないようだった。

「なんとなく。そういうのって仕事でもありますよね。なんとなくうまくいくとか。いかないとか。やる気がでないとか」

「あー、わかるかも」

サラリーマンさんが呟いた内容に麻里子さんが同意した。

「気持ちってのは大事だよね。仕事してると、やりたい。って思う内容と、やらなきゃ。って思う内容が違ったりして」

「プロマネさんなら何かいい方法知ってるんじゃないですか?」

「うーん、まず大事なのは、目標とか目的と今の自分の行動があっていること。例えば極端に言うと、会社の経営方針にグローバル化を推進し・・・みたいなことを掲げているのに、実際の製品が日本語だけで英語表記がない。ってなると、経営層、管理職、現場の人、それぞれで考えや行動がバラバラになって無駄が多いとか不必要な作業なってたりするんだよ。」

「うわっ、なんとなくはわかるけどすごく大きな話ですよね。それ」

サラリーマンさんが驚いている。思い当たる点でもあったのかな。

「目標とか目的が正しく設定されていれば、行動にも迷いがなくなる。みたいな話?」

「おー、麻里子さんするどい。実際には難しいけどね」

「じゃあ・・・」

おっとサラリーマンさん、言いたいことがあるようです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ