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プロマネさんのいるBAR  作者: かう
3/8

003、ジントニックその2

「実は、最近新しいプロジェクトに配属されたんですけど、資料作りがすごく手間で・・・」

「なるほどねー。よくある話だよね。」

「明日までに作れ。とか無茶言われたり、そもそも作るつもりもないから材料がないとこから、でっち上げるみたいなことになってて」

「それは、完全に悪循環が出来ちゃってるね」

プロマネさんはジントニックを飲み干し、ジジさんに声をかけた。

「ジジさん、京都のジン使ったジントニックもらえる?」

「かしこまりました。」

「山内さん、例えばジントニックを飲んで、もう少し味がしっかりしてる方がいい。とか、アルコール強めがいい。って思ったとき、後から何かを足したとする。美味しくなった。じゃあこれの何が問題だと思う?」

「えっ、美味しくなったのに問題なんですか?」

「重要視するのが、今なのか次なのか。って考えてみて。まーカクテルだと、あまりうまい例えにならないか。今美味しいと思っているジントニックと同じものを作る。って考えてみて」

何が言いたいのかよくわからない山内さんは、もう一度プロマネさんが言ったことを思い出してみるのであった。

・飲みかけのジントニックに何かを足す

・同じものを作る

「うーん、次に作るときに後から足したものを増やせばいいだけ・・・あっそうか」

山内さんはプロマネさんが言いたかったことがわかったのかな?

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