「たまにはこういう事もする」
今回人によっては賛否ある表現を使っております。
「拙者、下忍と申す」
「あら、ずいぶん躾の行き届いた子豚ちゃんね、ついていらっしゃい」
プチッ
召喚の間からリズミカルなスパンキング音が鳴り響く、女の子の怒った声の後、謝る声そして泣き声に変わっていった・・・
いつも通りの行動を起こし、さっさと城下町に向かう、調べたらこの世界・・・魔王も魔族も獣人も竜も魔物も居ない・・・なんで呼ばれたんだ?
異世界の勇者を召喚し、婿が嫁にして王家の血を強くする?御大層な事を言っているがそういうのを誘拐と言うんだ。
プチプチッ・・・どうしてくれよう?温厚(?)な俺でも怒る時は怒るぞ・・・
一番手っ取り早いのは王家断絶だが、貴族たちが同じことをしないとは限らない、異世界召喚事態をタブーとする風潮が出来るのが一番手っ取り早いな。
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『変身"邪神"』『流言流布』『暗示』『畏怖』『恐慌』『悪魔召喚』『投影』
『クックック・・・フハハハハ・・・ハーッハッハッハ!!我こそはこの度召喚された邪神なり!!!恨むなら我を召喚した術を恨むが良い』
一瞬にして街や城は大混乱である。
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「はーい悪魔くんたちペア作ってー」
「邪神様!私一名あぶれてしまいました!」
「じゃあ君は幹部風にビシッとキメて私の横に立っておくように、それじゃルールの説明します。
まず壊すものは城壁とお城ね、城壁50Pお城200Pですよー、一般家庭やお店壊しちゃうとー5Pだから気を付けるようにー、次に人ね生け捕り王族5P貴族だったら1P殺しちゃうと同ポイントがマイナスされるから気を付けるように~」
BooBoo!!
「いいですかーじゃしんえねるぎーは人の恐怖などを糧とします、人が減るとどうなるかなー?」
「はい!得られるじゃしんえねるぎーが減ってしまいます!」
「幹部風の君、よくできました、わかりましたかー?殺すのじゃなく恐怖させるのです、ちなみに一般人を殺してしまった場合は-300Pです、きをつけてくださいね、じゃあスタート!」
幹部風の悪魔が一生懸命集計をしてくれる、らくちんらくちん。
「さぁ今回のMVPは城を破壊し王族を三人捕らえた君に決定!」
おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
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その後三カ国くらいやった後『情報操作』を行い勇者召喚はとても危険な物と言う事にし、各国が纏まってしまう前に『じゃしんえねるぎー』が溜った事にして悪魔たちを送還、変身も解いて市民に混じった。
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住んでた人には悪い事をしたが反省はしない!すっきりしたし、さて・・・この世界で欲しいスキルは有るかなぁ~面白いマジックアイテムでもいいが・・・
ほうほう、キョクトウと呼ばれているところがあると、そこにはサムライと呼ばれる騎士がいると・・・いいね!
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『転移門』でキョクトウと呼ばれるところに来たんだが・・・ほぼ江戸時代やね・・・忍者居ないかな?刀差してる奴は多いが、忍者っぽい奴は居ないな。
まずイガと呼ばれる里に言ってみると山道で忍者に囲まれた!やふぅ~鎖で雁字搦め、いいねいいね頭領はやっぱ百地かな?いやぁわくわくするねぇ。
「どこの里の物だ?イガに来て無事で済むとは思っておるまい」
おもってまーすと言いたいがまだ我慢だ、出来れば色々・・・
「挨拶が遅れて申し訳ござらん、拙者、性は相良、名は香之進と申す、此度は忍びの技を習得したく参った次第にございます」
「相良と言えばキュウシュウヒゴであろう、わざわざイガまで来ずともハガクレが有ろう・・・」
「いえ忍びの技と言えばイガ!ハガクレなど時代遅れですから」
「ほほう、五車の術をつかいよるか・・・まぁ見る目は有るようだ、逗留を許す、見習いとしてになるが技を盗むが良い」
「はは~有りがたき幸せ」
ふふふ・・・やったぜ!
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『遁甲』が覚えられるとは思わなかったがなかなか便利なスキルだ、あと仕込み弓とか発想がすげぇよな、秘伝書みたいなものもぱく・・・保護したし他の里にも行ってみるかな~
「ええい!香之進はまだ見つからんのか!どこへ消えよったんじゃあああああ」
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アシカガヨシウジっておっさんからぱく・・・保護した刀も結構いい物みたいだし佐賀根にいい土産ができた、今度これで何か手伝わそう。
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「くぅ~酒はやっぱナダだなぁ」
「おお!あんちゃんなかなかいい飲みっぷりだな」
樽で何個か買ってしまったが後悔は無い、これは良い物だ。
んぁ?召喚されそう・・・
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「拙者、ウィーヒック・・・zzz」
「何じゃこいつは?」
とぅーびぃーこんてにゅー