働くママ日記 しあわせ時間
朝は決まって6時に起きる。
そうしないと、1日の生活のリズムは恐ろしく崩れていくの。
だから朝は6時に起きる。
それでも6時にピッタリは起きれないからタイマーを5時30分にかけてもじもじ、
もじもじして6時に起きる。
起きたらすぐにキッチンにいってお湯をポットで沸かす。
その間に顔を洗って歯を磨く。
そうする事で寝起きのブサイクになっている顔も心もなんだかすっきりして気持ちのいい朝に変わる。
それが終われば、まっすぐに寝室に戻り夫を起こす。
「ねえ、起きてもう6時よ。」
そっと夫の耳元でやさしく声をかける。
やさしく身体をゆすって起こす事も試みるが、
夫は寝返りをうつだけで起きる気配は全くない。
これがいつもの光景なの。
1回目の朝の起こしは起きる事はないとわかっていても起こすのが私。
あっさりその場を離れると、
今度は子供たちを起こす。
娘をやさしい声をかけながら起こしていると、
長男は勝手に起きてくる。
2人の子供は朝はすぐに服を着替えて身なりを整える。
そうすると、日々の習慣になっているので自然と食卓に座る。
私はそれを確認すると朝の朝食の準備にかかる。
朝はほとんど昨夜の残り物の朝食になるのだが、
お米だけは毎朝、炊き立てを用意している。
ご飯に味噌汁、時間があるときは玉子焼きをやいたりして朝食をとる。
ほとんどが和食の朝ごはんが多いの。
朝のお味噌汁をすするととっても身体にしみ込んで美味しいのだけれど、
子供たちが食事を取っているのをみて、
私は毎朝、コーヒーを飲むだけだけ。
なんだか起きてすぐの食事はコーヒーしかとおらない。
食事が終わると、みんな食卓を離れていく。
子供が学校に出かける時間までソファーでくつろぐのをうらやましいなって思うのを見ながら、
私はトイレ掃除と洗濯に向かう。
トイレは床も壁もキツク絞った雑巾で綺麗にふきあげる。
掃除が終わればトイレの雑巾は洗濯機へ。
洗濯は洗濯カゴに入っている白のシャツと朝は毎日のように15分間の格闘をする。
洗面所で少しシャツをぬらしたら、固形石鹸をシャツの襟と袖につけて、
歯ブラシでやさしくこするのだ。
1枚につき約5分ほどブラシであらう。
ブラシでゴシゴシすると後はゆすがないで洗濯機にいれる。
適量の洗剤を入れて後は洗濯機におまかせです。
洗濯機がとまるまで、35分後です。
その間に娘の髪を結ぶのです。
大体は毎日のように同じ髪型のみつあみなんですけど、
これも時々、違った髪型をリクエストされるので、
それに答えてみたりしている。
朝は急いで過ごすことなく、ゆっくり時間を使うようにしている。
こんな生活ができる事になったのは最近だけれども、
朝の朝食と朝の洗濯と朝の掃除と朝の子供の準備が焦る事なくできるのがうれしい。
7時40分になると子供は学校に楽しそうに出かけていく。
「気を付けて、いってらっしゃい。」
そういうと笑顔で手を振る子供たちに私も手をふって見送る。
朝のしあわせは、言葉にできないしあわせなのです。