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もう思わない

作者: 夜乃 みぶ
掲載日:2016/11/09

2人の会話だけで書いてみました。

なんとなく2人の関係が伝われば、と思います。

ねぇ、もしもさ此処に本当の事しか言えなくなる薬があったなら僕に飲ませるかい?


そうね、そしたら貴方はすっきりするかもね。


なんだいその言い方は。


貴方は嘘がつけなくなるってことでしょう?


そうだよ。君に嘘をつけなくなる。

僕の言葉を信じられるじゃないか。


たしかにそうね。けど。


不満があるっていうのかい?


その薬を飲ませた私のことを貴方は信じられるって言うの?


そんなの関係ないよ、だって僕は君に信じて欲しいんだ。


関係あるわ、きっと貴方苦しくなるわ。

そしてそれも隠せないんだわ。


僕が今嘘をついてるっていうのかい?


ええ、そうなるわね。


酷いじゃないか。


そうね。ちょっぴり酷いかもしれないわ。


ちょっぴりどころじゃないよ。とっても。酷いよ。

僕はこんなに君が好きなのに、君は僕をちっとも信じてくれないんだ。


そうね。けど、貴方の方が酷いわ。

私が貴方こと信じてないって貴方は言うんだもの。


なんでだい?本当の事だろう?


…そうね。やっぱり貴方は酷いわ。


如何して。僕にはわからないよ。


私のことを信じてくれないのね。


なんでそんな事を言うんだ。信じているよ。


信じてないと思うわ。

だって貴方は私の言葉しか信じてないもの。


他に何があるって言うんだ。


此処で諦めたら本当になってしまうのかもね。

もし、そんな薬があったら私が飲めばいいのかしら。


ほら、やっぱり僕の事信じてないんだ。

君を信じてるってこんなに言ってるのに。


ほら、そうなってしまうでしょう。

貴方最初に私にこんなに酷い事言ったのよ。


僕達信じ合えていないんだろうか。


さぁ、どうかしら。

貴方の臆病さを私は疑った事はないけれど。


そうだね。僕はいつまでも臆病だ。


そんな所も好きって言っても貴方にどれくらい伝わるかしら。


君の真意が理解出来ているのかもう僕には自信がないよ。


信じて欲しいわ。貴方のこと。

私がこんなに信じてる人ってなかなかいないのよ。

決めたわ。

もし、そんな薬があったなら貴方の目の前で海に投げ捨ててやるわ。


如何してまたそんな事を?


あら、貴方は私達の間にそんなものが必要だとまだ思ってるの?

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