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第1話! 元気な勇者

ごめんなさい!

「やあ!ギルドのお姉さん!登録してくれ!」


俺の名前はヤブカ!勇者やってたぜ!


やってたというのも俺は逆行してきたのだ!最強のまま!すげえ!


この最強の俺がみんなをギャフンと言わせてやる!


「は、はぁ……わかりました」


ん?このお姉さん元気ないな!よし!


「【超回復】!」


「え?お、おお、おおおおおお!!おおおおおおおお!!力がみなぎってきた!!!私はこれから旅に出るわ!!!!!ありがとう!!!!さよなら!!!」


お姉さんは俺の登録をしないままどっかに行ってしまった!まあいいや!元気が一番!


俺は笑顔でギルドを出た!


「んー!いい気分だ!この調子でみんなを元気にしていこう!」


「おい!そこの坊主」


後ろを振り向くと棍棒を持った大男がいた!どうしたのかな!


「どうしました!」


「お前の魔法をみたぞ、実は助けて欲しい人がいるんだ。どうか力を貸してくれないか?」


「うん!いいよ!」


俺は快く依頼を引き受けた!お願いされたら断れないぜ!


大男に着いて行くとボロい木でできた家があった!こいつの家かな!


「坊主、入ってくれ」


入ってみるとまあ汚い!


ベッドは汚れて!床は埃だらけで!棚は埃が被ってる!


あと臭い!


「【浄化】!【消臭】!」


俺が呪文を唱えると家の中は埃一つない綺麗な場所になった!


流石だ!


「おお!すごい!」


大男が喜んでいる!


「ところで助けて欲しいのは誰ですか!!」


「ああ、こっちに来てくれ」


大男に着いて行くと痩せ細って元気のない女性がいた!


「うちのお袋なんだが……よくわからない病気で治療師にもう駄目だって言われちまったんだ……どうか助けてくれないか!」


「もちろん!そうれじゃあ!【状態異常回復】!【超回復】!」


痩せ細った女性は段々血の気が戻っていきみるみる元気になっていった!!


「うおおおおおおお!!!力がみなぎってキタアアアアア!!!」


さっきとはまるで違う元気な女性になった!!


「おお!坊主!ありがとう!名前を教えてくれないか?」


「俺の名前はヤブカ!勇者やってるぜ!」


「ありがとうございます!勇者様!何かお礼をしなければ……」


「お礼なんていらないぜ!俺は勇者だから見返りなんて求めないぜ!じゃあな!」


「ああ!勇者様!ありがとうございます!ありがとうございます!」


いやー!いいことすると気分がいい!


俺の冒険はまだ始まったばかりだ!


見てくれてありがとうございます!

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