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君と交わした嘘  作者: あいぼ
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第9話「心の揺らぎ」

第9話「心の揺らぎ(完全版)」


 夜になっても、眠気は訪れなかった。


 

 目を閉じるたびに浮かぶのは、戦場ではなくリナの顔だった。


 

 笑った顔、迷う顔、そして剣を向けてくるときの表情。


 

 「……なんなんだよ」


 

 小さく呟く。


 

 敵のことを考えて眠れないなど、ありえないはずだった。


 

 それでも、その感情は消えない。


 

 むしろ、はっきりと形を持ち始めている。


 

 もし次の戦いで、本当に決着をつけることになったら。


 

 その想像をした瞬間、胸が強く締め付けられた。


 

 失うことが怖いと思っている。


 

 その時点で、もう答えは出ていた。


 

 自分は引き返せない場所に来ているのだと。


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