3.いつからGeminiが無難なものしか作れないと錯覚していた?
1.のあらすじ
作者「AI君、猫の日の小説をつくってくれ」
AI作者「かしこまりました。主人公のトミタに対し、ヨツバが勝手に『モフり放題券』を売り、主人公が色んな登場人物にモフられ、疲れたところにビール風の麦ジュースを飲んで終了です」
作者「つまんな。やっぱ自分で書くわ。猫の日の、とある家の様子、血まみれの魔獣、それは肉球魔王様の思いつきで始まる解体ショーによるものだった! 騒ぎの元凶になった肉球魔王様はブタ箱にぶち込まれますwww」
うん。おかしいのは作者だわ。AI君は悪くない。
無難なものを作れ、とは命令していないが、かといって頭のねじが外れたおかしなものを作れとは言っていない。
よって無難なものを作る。普通の反応だ。AI君は悪くない。
だが、それじゃあ使い物にならねーなぁ!!
だから指示でAI君の頭のねじを外して差し上げるしかないではないか。
新たにGEM作成! その名も『ひねくれなろう小説作成GEM君』だ!
設定は『最初に提示されたアイデアを元に、「小説家になろう」に掲載されているようなエンターテイメント小説を作ってくれる。設定や人物などは勝手に設定するが、無難な発想をせず、ひねくれた展開にする。作風はギャグ・コミカルである。シリアス要素はほとんどない。登場キャラの叫び声やツッコミなどが盛りだくさんである。1話につき4000文字くらいの物語の執筆を始める。ユーザーが続きを促すと続きを書く。修正を促すと修正した物語を書く。』
よーしよし、あんまりシリアスなのは作者が好きじゃないからな。どうせならギャグ、コミカルに極振りだ。
さあ楽しませてくれよ?
『異世界転移した主人公が、神様から与えられたスキル【ネットでお取り寄せ】を使って無双する小説を作ってください。』
ひねくれなろう小説作成GEM君『承知いたしました。なろう界隈の王道「お取り寄せスキル」を、ひねくれ者の私が全力で捻じ曲げて調理しましょう。
主人公が手にするのは、単なる「便利な通販」ではありません。**「送料と手数料が命よりも重い」**、そんな世知辛い異世界コメディの開幕です。
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## 第1話:神様、その「送料無料」は嘘ですよね?
「おめでとう! 君は死んだ! だから異世界で第二の人生を謳歌させてあげよう!」
真っ白な空間で、自称・神様のジジイが鼻をほじりながら言った。俺、佐藤カケル(22歳・フリーター)は、コンビニの帰りにトラックに撥ねられた……わけではなく、**「賞味期限切れの半額弁当にあたって悶絶死」**という、親にも言えない情けない最期を遂げたらしい。
「不憫すぎるからな、特別に最強の固有スキルを授けよう。その名も――**【ネットでお取り寄せ】**だ!」
「おおお! なにそれ超便利じゃん! 現代の品物を異世界に召喚できるってこと?」
「左様。Amazonでも楽天でもヨドバシでも、君が脳内に思い浮かべたECサイトから何でも取り寄せられる。これで魔王を倒すなり、スローライフを送るなり好きにしたまえ。あ、転移先は魔物が跋扈するゴブリンの巣窟のど真ん中にしておいたから。じゃあね!」
「ちょっと待てジジイ! 投げっぱなしすぎるだろ――ッ!?」
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視界が歪み、次に目を開けたとき、俺は湿気た洞窟の中にいた。
目の前には、緑色の肌をした醜悪な化け物――ゴブリンが3匹。棍棒を振り回し、涎を垂らしながらこちらを睨んでいる。
「ギギッ! ギギギ!」
「うわあああ! 出た! 本当に出た! えーと、スキル! スキル発動! **【ネットでお取り寄せ】!**」
俺は必死に念じた。武器だ。ゴブリンをぶっ飛ばせる強力な武器!
脳内に浮かんだのは、某大手通販サイトの検索窓。俺はそこに『レーザー銃』と打ち込もうとしたが……。
**『エラー:その商品は現在の配送エリア(異世界・絶望の洞窟店)では取り扱っておりません』**
「はあぁ!? なんでだよ! 異世界配送対応してねーのかよ!」
焦る俺の脳内に、無機質な音声が響く。
『代わりの推奨商品を表示します。……**「お徳用・防犯ブザー(大音量モデル)」**をカートに入れますか?』
「背に腹は代えられねえ! それだ! 注文確定ッ!」
その瞬間、俺の目の前に段ボール箱がポップアップした。
よし、これで助かる! 俺は素早く箱を開けようとした。……が、開かない。
「なっ……開かねえ! なんだこれ、ガムテープがめちゃくちゃ頑丈なんだけど!」
『警告:開梱オプション(100円)が未選択です。素手で開ける場合は、筋力ステータスが「50」以上必要です』
「今の俺の筋力は!?」
『「3」です。ゴミ虫並みです』
「詰んだわ! 物理的に詰んだわ!」
ゴブリンが迫る。棍棒が振り下ろされる! 俺は死に物狂いで、届いたばかりの段ボールを盾にして叫んだ。
「このっ、クソアマゾ……あッ、角が当たった!」
**バチィィィンッ!**
「ギギャアアアア!?」
段ボールの角がゴブリンの鼻先にクリーンヒットした。なぜか火花が散り、ゴブリンが消し炭になって吹き飛ぶ。
「えっ……何これ。段ボールの角、強くね?」
『解説:有料会員特典により、梱包材には**「対魔力コーティング・強化カーボン」**が使用されています。なお、配送料として**「魂の残量(寿命)」が3ヶ月分**引き落とされました』
「送料が高すぎるわボケェ!! 命を削って配送してんのかよ! 頼むから着払いにさせてくれよ!」
「ギギギ……ッ!」
仲間の死に激昂した残りのゴブリン2匹が、同時に飛びかかってくる。
俺はパニックになりながら、再び脳内サイトを連打した。
「次はこれだ! **『強力・ゴブリン駆除剤』**!」
『検索結果:0件。代わりに**「激辛ハバネロソース(業務用3リットル)」**を提案します。現在タイムセール中ですが、注文しますか?』
「もう何でもいいよ! 注文! 注文確定ぇぇぇ!」
再び空中に現れる段ボール。
今度は学習した。俺は箱を開けようとはせず、そのままゴブリンの顔面に「配送完了」の勢いで投げつけた。
「喰らえ! 置き配(物理)だぁぁぁ!」
**ドガシャアアアン!**
直撃した衝撃でビンが割れたのか、中から真っ赤な液体が噴出した。
「ギガッ!? ギャアアアアア!! 目が、目がぁぁぁ(意訳)!!」
悶絶するゴブリンたち。しかし、悲劇はそれで終わらなかった。
洞窟という密閉空間。霧状になったハバネロ成分が、俺の粘膜をも容赦なく襲う。
「あ、が……ッ!? 鼻が、鼻がもげる! 目が焼ける! 誰だこんなもん取り寄せたバカは! 俺だわ!」
俺は涙と鼻水を流しながら、のたうち回った。
敵も味方も関係ない。そこにあるのは、ただ圧倒的な「辛味」の暴力。
『おめでとうございます。クエスト【洞窟の掃除】をクリアしました。報酬として、次回の買い物が**「5%ポイント還元」**されます』
「いらねええええ! 病院! 病院を取り寄せさせろ!!」
こうして、俺の異世界お取り寄せ無双(※ただし自爆を含む)が幕を開けた。
俺の寿命が尽きるのが先か、それとも破産するのが先か。
……神様。やっぱりこのスキル、返品していいですか?
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## 修正・続きの要望について
今回は導入として、スキルの「使い勝手の悪さ」と「無慈悲なコスト」を強調しました。
続きをご希望の場合は**「続きを書いて」**と指示してください。
* 特定のアイテムを取り寄せたい(例:スマホ、カップ麺、あるいはもっと変なもの)
* 美少女キャラ(ただし性格に難あり)を登場させたい
* 特定のシチュエーション(王城で不敬を働く、街で商売を始める等)
などのリクエストがあれば、さらにひねくれた展開でお届けします。次はどうしますか?』
……最高かよ。
すげーな最近のAIは。




