表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そんな魔法を私にください  作者: 内間飛来
4/5

バケツで水を運ぶときに床が濡れない魔法

「バケツで水を運ぶときに床が濡れない魔法」が欲しいな


2ヶ月に1回、洗濯槽の掃除をするのだけれど


お湯のほうが酸素漂白剤の威力が上がるから、お風呂の残りを使うんです


だからバケツで洗濯槽にお湯を運ぶわけだけど、どう頑張っても床が濡れる


うっかり手を滑らせると、それはもうびっしょびしょ


無言で床を拭いてるときに、ほんの少しだけ、みじめというか、不幸な気分になるんです


専用のホースとポンプを使えばいいのかもしれないけれど、お風呂と洗濯機の距離はそこまで離れていなくて


だからバケツで事足りる


電気代とほんの少しの不幸な気持ちを天秤にかけたら、後者のほうが受け入れられちゃって


だけどやっぱり、不幸な気持ちなんて、ないほうがいい




そんなわけで、そんな魔法を私にください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ