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ドミナントフレンズ  作者: 霞 芯
75/119

75話 婿養子

金曜日の夜 キャンディのメンバーはそれぞれ

自宅で夜ふかしし、23時30分からの放送を待っていた。

玄とホステスの香は店を早く上がらせてもらい

テレビの前で待っていた。


バンドサバイバルが始まった。

香は良が入場する際ころびそうになったシーンを

腹をかかえて笑った。


キャンディの演奏になる。

香は玄が映るたびに真剣に見入っていた。

「玄ちゃん全国的にファンができちゃうんだろうな?アタシいない方がいいね」と言った。

玄は何かの冗談かと思い軽く流していた。

玄は香に「次の聖火(ひじりひ)って曲もいい曲なんだよ!また勝つから一緒に見よう」と香に

話かけるが下を向いてしまっている。

泣いているのであろうか?

香は、涙声で話す

「あのね、玄ちゃんアタシ京都の実家に帰るの

明後日には、引っ越し屋さんが荷物取りに来るの

話てなかったと思うけど、アタシの実家、    京都の老舗の旅館なの アタシ当時好きな人がいたんだけどね、無理矢理お見合い結婚させられそうに

なって飛び出して千葉に来たの その好きだった人がね、玄ちゃんにそっくりなの!

だからね、こうやって玄ちゃんと会うの楽しかった

だけどね、アタシいつまでもいたら玄ちゃんの邪魔になっちゃうし、潮時かなって、実家戻って

お婿さんもらおうかな?って」

玄は「待ってくれ!おれ香好きだし!必ず守るから俺が!ドラムで成功してみせる!無理ならドラムの先生でも、それでも無理なら鉄筋工でもやるから!」

香は玄に抱きついて「ありがとう、その言葉聞けただけで2年間千葉にいた意味があったわ」

そう言って泣きながら二人は一晩中抱き合った。


登る朝日に照らされ 香のアパートの前で二人は別れた。

「玄ちゃん!一番のファンはわたしだからね!」

と離れていく玄に大声て叫んだ

玄は振り向き、拳を高々と挙げた

それから走って去った。


香は、玄の忘れられない人になった。


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