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ドミナントフレンズ  作者: 霞 芯
33/119

33話 反乱

審査員のギタリスト〝番長〟は小走りにステージへ駆け上がり持っていたマイクで

「皆んなコンチは!番長です」そう言うと

会場から歓声があがる。

「皆んな、おかしいと思わないか?」そう言って

客席にマイクを向けると、

客席から「そうだ!」「おかしい!」と大きな反応が起こる。

番長は続けて「キャンディが一番良かったよな⁈

ドラムソロ凄かったよな!聞いたよ弦切れたって

俺だって弦きるさ!だけどバンドの皆んながカバーしたよな!見事だよ!それ失格だなんておかしいよな!」

会場は、またもや賛成の大きな反応をする。

「これでキャンディが優勝じゃないなら、俺は審査員降りる!」

そう言って帰ろうとした!

それに追い討ちをかけたのがプロデューサーの 〝貴公子〟とよばれる西條哲哉(さいじょうてつや)であった。

審査員席からマイクで

「僕も帰ろうかな?こんなドラマ失格にするなんて

センスないよ」

そう言って席を立った。

あと2人席を立つ審査員がいた。

運営側は大慌てである。

会場は、『キャンディ!キャンディ!』

とコールが起きた。


キャンディのメンバーは夕暮れの津田沼駅のホームにいた。

千葉県大会の結果は、1時間の長い会議の結果

〝キャンディ〟の優勝と審査が覆った。 

玄は、ベストドラマー賞を公言どうりとった。

咲も前回に続きベストボーカルをとった。

サギは、惜しくも敗退した〝ブレス〟の恵子さんからハグされ耳元で「縁があったらまた逢えるわ」そう囁かれたのを思い出していた。

咲はなにやら審査員の1人MCプロダクション社長

と言う人から電話番号を渡されていた。

玄は、「なんか腹減ったな?」と皆んなに話した

風は、「吉野家なんてどう?」 

咲、良、サギは「賛成!」と皆で牛丼を食べにいくことにした。

キャンディは見事 県大会を突破した。


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