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第九話 小栗忠順と島津斉彬

日本商社の大株主として会議に参加した島津斉彬より、太平天国に武器を売る場合は、各藩の武器を買い取り売るべきとの提案がなされます。


それは、幕府の繁栄を日本全体の繁栄に繋げるべきとの提案。


そして、この考え方を外交にも応用すべきとの提案がなされます。

「日ノ本が繁栄すれば、地球全体が繁栄する。

確かに、その様な仕組みを作れれば、日ノ本の安全は保障される様になるでしょう。

ですが、その様なことが可能なのでしょうか」


小栗忠順おぐりただまさは平八の夢において、小栗のいた正統日本皇国のみならず、敵対国であったはずの大日本帝国の発展の基礎まで築いたと言われる程の能吏である。

平八の夢では、製鉄所、造船所、商社、株式会社等、小栗が軌道に乗せ、発展させていった産業も多い。

だが、一方で、小栗は、幕府開闢以来の旗本の家系であり、徳川家の為にの一点に視野が限られているという欠点も存在した。


そして、徳川家の統治とは、仮想敵国に負担をしいて弱体化させ、繁栄は徳川家が独占するというものであった。

参勤交代は勿論のこと、木曽川の治水等、大規模工事の負担を薩摩藩等の仮想敵国に強要して、他の藩に発展の余力を与えないようにする政策。

そんな政策を実施するから、その治世下にある百姓もギリギリの生活を強いられることとなる。

それ故、飢饉が起きると蓄えがないので、大量の餓死者を出す惨状が起きてしまっていたのだが。

武器を持たない食い詰め者たちの百姓一揆など、恐ろしいものではなかったし、一揆を鎮圧出来なければ藩の取り潰しの口実にも出来るというのが幕府の考え方。

この様に、徳川統治の根本原理は現状の維持。

発展を抑え、変化を抑えること。

だから、江戸時代と呼ばれる、この時代は、多くの才能が生まれ、そして、変化を嫌う人々に押しつぶされた時代でもあったのだ。


こんな事が出来たのは、戦国時代において、日本が世界でも最大級の軍事大国であったという理由もある。

徳川幕府が成立した17世紀初頭、日本程、先進的な武器である銃、大砲を大量に持つ国など、存在しなかったのだ。

だからこそ、発展を阻害しても、暫くの間、外国の侵略を心配せずにやっていけたのである。


しかし、小栗も、このままの現状維持政策では欧米列強に対抗出来ないことを骨身を染みて感じていた。

日本という国が眠っている間に、世界は大きく発展していたのである。

小栗が、アメリカ視察で実感したのは欧米列強の強さと合理性。

平八の夢で、小栗は、発展と合理性の象徴として、アメリカで手に入れたネジ釘を生涯大事に持っていたと言う。

そんな小栗であるから、この世界線においても、アメリカから帰国した後、日本を発展させようと考えていた。

だが、同時に、徳川家の伝統的な統治法に基づき、仮想敵国となる外様大名は発展させず、徳川だけを発展させようと考えていたのだ。


これに対し、島津斉彬の提案は、徳川や日本を発展させることによって、他者も繁栄させ、その繁栄によって徳川や日本の安全を確保するというもの。

この提案は、小栗の政治的見解を180度転回させる程の衝撃であったのだ。


「まず、現状において、アメリカ、欧州では日本流行ひのもとばやりがあるとのこと。

反物、陶磁器、蒔絵の漆器、刀、浮世絵等々、日ノ本のものであれば、飛ぶように売れると聞き及んでおります。

これらの物は日ノ本の職人が作らねば、入手出来ぬ物ばかり。

その上で、欧米各地の日本商社で、日ノ本の物を買った者たちから、どの様な物が欲しいか、何が足りなかったかを尋ねる様にするのです。

そして、異人が求める物を作れるように、職人に指示を出し報奨を与える。

さすれば、日本流行は長く続くことになるでしょう」


「日本流行が続けば、日ノ本の物を買う為に、異国に攻められることがないと?」


小栗が無表情に尋ねる。

小栗が知っている限りでは、清国の陶器も欧州で大流行であったそうなのだ。

それこそ、大英帝国の財政が傾き、銀が足りなくなる程の流行りぶりだったと聞く。

だが、その結果が、財政破綻を解消する為の大英帝国による清国侵略、アヘン戦争であったのだ。

知恵者と言われる島津斉彬もこの程度かと、小栗が内心で落胆していると、斉彬が首を振る。


「いえ、それだけでは全く足りません。

異国が日ノ本から買うだけでは、清国の二の舞を演じることになりかねませんからな。

欧米が日ノ本の物を買うだけでは、地球の富が日ノ本に集まるだけで終わってしまう。

それでは、清国同様、欧米列強の妬みを買い、侵略しようとする動機を与えてしまうことでしょう」


「では、どうしようと言われるのか」


井伊直弼が不安げに尋ねると、斉彬は堂々と応える。


「我らも、異国の物を買うのです。

我らが異国の物を買えば、日ノ本に来た富は、再び異国に流れます。

日ノ本の物を異国が買えば、それを作る日ノ本の職人、それを売買する商人、それを管理する我ら武士が潤い、儲けた者がその富を使えば、日ノ本全体に富が廻り、日ノ本全体が豊かになる。

そして、その際に、異国の物も買えば良いのです。

さすれば、異国にも富が流れ、日ノ本同様、異国も豊かになるのです。

この様に、日ノ本が買うことによって豊かになり繁栄する国は、己の為に日ノ本を守ろうと思うことでしょう」


斉彬の言葉に井伊直弼は混乱する。

徳川家の代々の政策は倹約令。

無駄遣いをなくし、それで国庫を豊かにするだけであった。

いや、本当の事を言えば、その政策に限界を感じ、産業振興をしようとした田沼意次たぬまおきつぐの様な政治家もいたが、その先進性を理解せず、汚職政治家の汚名を着せて弾圧してきたのが江戸幕府。

従来の幕府の思考法を持つ井伊直弼では、斉彬の提案は、理解し難いものであったのだ。


「しかし、日ノ本の者が異国から買う物など、ありますでしょうか?」


これに対し、小栗は斉彬の提案の先進性を理解しながらも、根本的な疑問を提示する。

これまでの日本は基本的には自給自足。

日本国内でほとんど全ての物を賄っている状況。

確かに、小栗が行ったアメリカには便利な物、珍しい物、面白い物が沢山あった。

しかし、その情報は日本に住む民草までには伝わっていない。

知らなければ、異国の物を欲しいと思う者もいないだろう。

これに対し、斉彬は苦笑しながら応える。


「確かに、日ノ本に住む者で異国の者の良さを知る者が少ないのは事実でございますな。

ですが、異国の物だろうと、良い物は良い。

時間が掛かるやもしれませぬが、その内、解ることでしょう」


そう言うと斉彬は一息継ぎ、話を続ける。


「まず、今の状況を考えましょう。

今、我らは異国との交易を始めたばかり。

それでも、日ノ本の商人は異国へと乗り出し、様々な日ノ本の物を売りに行っております。

そして、異国に行った商人達は、異国の物を買ってきております。

行きの船に日ノ本の物を山の様に積んだのに、帰りの船を空にして金だけを積んで帰る様な欲のない商人はおりませぬからな。

そうやって、商人が、様々な異国の物を持ち込めば、その内に」


「その様なことはあるやもしれませんが、日ノ本の者が異国の者が満足するだけの買い物をするようになるまで、異国が待ってくれるとお思いですか」


小栗は考えながら、斉彬に尋ねる。


「時間は掛かるでしょうな。

だから、その時間を稼ぐ必要がございます。

そこで、異国の武器を買うのです。

鉄砲、大砲、蒸気船と買える物は沢山ございます」


斉彬がそう言うと、井伊直弼が口を挟む。


「何故、その様なことを。

国防軍は武器の開発に成功しておると聞いております。

蒸気船でも、鉄砲でも、大砲でも、異国に勝るとも劣らない物が作れるようになり、後は数を作るだけであると。

そこまで、出来るようになっているのに、どうして、異国から武器を買わねばならぬのですか」


直弼がそう言うと、斉彬が思いついた様に口にする。


「おお、そうでしたな。

国防軍が、武器の量産をするならば、鉄を作る為の鉄鉱石、石炭などの原料も買う必要もございました。

いや、鉄鉱石はともかく、石炭は我が国にもあるらしいのですが。

今はまだ、何処にあるかは、見つけておりませんから。

今の内は異国から買い、少しでも富を異国に返しておいた方がよろしいでしょう」


斉彬が、直弼の疑問に答えず、更なる異国からの購入の話をはじめる。

その様子に、困った直弼が納得顔の小栗に目を向けると、小栗が応える。


「井伊様、我が国を守る為にも、武器の量産が出来ない今はまだ、我が国が異国に劣らぬ武器を作れるわざがあることを知られぬ方が良いのです。

いや、異人たちの間には、白人と異なる者を見下す空気がある様ですから、我らが武器を作れると申しても信じぬやもしれませんが」


直弼が食い入るように小栗を見詰めて話を聞いているのを、斉彬は興味深げに眺める。


「島津様が申される通り、日ノ本に集まる富を異国に返す必要があるならば、暫くの間、異国の武器を買うことは様々な意味で有益です。

まず、第一に、武器は高うございます。

幸い、我らは異国に支店を持ち、武器の性能、値段に精通しております。

ですから、相場から外れたダメな武器を買わされる恐れはございません。

しかし、それでも、最新鋭の武器ともなれば、その値段は跳ね上がるか、異国には売られないのが普通でございましょう。

まあ、それでも、クリミア戦争に負けた大英帝国などは、ロシアの勢力を抑える為、あるいは、我が国に良い武器を売ってくれるやもしれませんが」


「しかし、その様な物、暫くすれば、我らでも作れるようになるのであろう。

それならば、異国の武器など、買う必要のない無駄使いなのではないのか」


「富を異国にも流す為にも、必要な経費でございます」


小栗はそう言って話を続ける。


「その上で、異国から武器を買う利点の二つ目。

我が国の本当の軍事力、技術力を異国から隠す隠れ蓑とすることが出来まるということでございます。

我らが異国から武器を買っている限り、異人たちは我らに武器を作る技術はないと考えることでしょう。

だからこそ、より良い武器を買える可能性がございます。

そして、良い武器を買えれば、それを分解、研究して、我が国でも作ることが出来るようになるやもしれません」


日本に来た技術者たちはともかく、多くの異人は日本に武器製造の技術があるなどとは考えていない。

文化と文明は白人の独占的な物で、白人がいなくなれば、野蛮人に戻るというのが、この時代の多くの白人の常識なのだ。

だから、多少値は張っても、この時代の最先端であるスクリュー船、ライフル銃等が異国から売られている。

日本で研究され、既に日本の技術者によって複製品が作られていることなど、夢にも思わずに。

その上で、平八の朧な知識やアメリカ人技術者の協力を基に、甲鉄艦(装甲艦)、元込め銃、連発銃、機関砲等の研究・開発が進められているのが、日本の現状である。


「更に、我が国が武器を作れないと思えば、異国が考える我が国の軍事力は、異国から買った武器の量だけとなることでしょう。

そうなれば、万が一、異国が我が国を攻めてきた場合、敵の想定より遥かに多い武器で、我らは侵略に立ち向かう事が出来る。

あるいは、十分に武器の量産が出来るようになれば、その力を白日の下に晒すのも良いかもしれません。そうすれば、異国の日ノ本侵略の意図、そのものを挫くことが出来るやもしれませんから。

しかし、まだ、武器の量産が出来ない、今ならば、異国には油断しておいて貰うのが一番でございましょうな」


小栗がそう言うと斉彬は感心して頷く。


「お見事。

武器を異国から買うというだけで、良くそこまで見通されたものでございますな」


「いえ、話を聞き、良く考えれば解ることでございましょう。

それより、驚くべきは、その発想。

島津様が敵ではなかったこと、心より安堵しております」


小栗が苦笑して応えると、斉彬が返す。


「いえ、これは阿部正弘様を始めとする方々のお知恵を拝借した結果。

私の発想ではございません」


「阿部様のご提案でございましたか」


直弼が感慨深げに呟く。

阿部正弘は、直弼が跡継ぎの予備として部屋住みで、全くうだつの上がらない頃から老中筆頭だった人物だ。

直弼よりも4歳年下だったが、直弼が彦根藩藩主となった時も老中筆頭であり、直弼のアメリカ訪問を決定づけた人物でもある。

その様な方が病で隠居を選ばれ、残された自分が幕府を支えねばならない。

直弼が、その様な感慨に耽っていると、小栗が斉彬に尋ねる。


「ですが、この策、更に先があるのではございませんか?

日本流行がいつまで続くかの保証など、何処にもありません。

そんな中、我らが欧米列強に劣らぬ武器を作れるようになるならば、それを売らぬ手はないはず」


小栗がそう言うと斉彬は考えながら答える。


「確かに、その手はございます。

ですが、危険も多いので、慎重に動く必要があるのですよ」


斉彬の返事に、直弼が噛みつく。


「折角優れた武器を作れるようになったのに、他国に売れば、その武器で攻め込まれるやもしれぬではありませんか?

それなのに、どうして、武器を異国に売ったりするのですか」


直弼の言葉に小栗が応える。


「私が売るべきとするのは、日ノ本では古くなった武器が中心でございます。

武器は、研究を続ける限り、以前より優秀な物が作れる模様。

だから、今回の太平天国に売る様に、古くなった武器を他国に売るのです。

時期は、新しい武器の開発が終わり、量産され、前の武器が使わなくなった時点。

例えば、ライフル銃が増えてくれば、これまでの火縄銃やゲーベル銃は他国に売っても問題はございません。

大砲も鋼鉄製の物が増えれば、青銅製の大砲は不要。

我が国に攻められない事を考えれば、蒸気船は売らぬ方が良いのやもしれませんが」


「しかし、その様な古い武器を買う国があるのか」


直弼が問いかけると、小栗に代わり、斉彬が応える。


「売る先は、欧米諸国ではありません。

彼らの支配するコロニー(植民地)の原住民に売るのです。

太平天国同様、武器の足りない彼らならば、多少古い武器であったとしても、喜んで大金を出して買うことでしょう。

そういうことですな、小栗殿」


斉彬の言葉に小栗が頷く。

それは、平八の夢において、日本が辿った運命。

型落ちで古くなった武器を大金で買い取り、互いに戦った悲惨な未来の姿。

それを、今度は日本が売る側に回ろうと言うのだ。

そこに、斉彬は皮肉なものを感じていた。


「確かに、そうやってコロニーの原住民に武器を与えると言うのは、我が国を守る国防策としても有効な面があるでしょう。

天竺インドで起きている反乱を見れば解るように、コロニーの宗主国は反乱に手を焼き、我が国に対して侵略する余裕など、無くなることでしょうからな。

だが、我らがコロニーに武器を売ったことによって、反乱が起きていることを欧米諸国が知れば、我が国が目の敵にされる恐れがあります。

つまり、コロニーに武器を売るなら、太平天国の様に、欧米諸国の許可を得た上で武器を売るか、欧米諸国に知られずに売る必要があるのです。

また、武器の開発・生産・輸出だけに力を入れ、他の産業を育てないと、日ノ本がいくさを何処かで起こさねば、成り立たない国になってしまう恐れもあり、これも難しいところでございますな」


斉彬がそう言うと直弼は呆気に取られる。

地球全体に目を配り、武器を輸出し儲けながら、日本を守ることを考える小栗忠順と島津斉彬。

直弼の脳裏に、地球の各地で起こる血みどろの紛争の影で繁栄を遂げる日本の姿が浮かぶ。

その未来図を描いた斉彬の能力に直弼は感心しながらも、斉彬が仇敵薩摩藩の人間であるということに反発心が湧いて直弼は呟く。


「そうして、金の為、日ノ本を守る為に、地球中に争いの種をばら撒くということですか。

薩摩様は、天下泰平の世を生み出した権現様(家康のこと)とは大違いですな」


直弼の言葉に斉彬はため息を吐き応える。


「残念ながら、我らは家康公の様に、天下統一など出来る立場ではありませんからな」


世界は余りにも大きく広く多様性に満ちている。

日本だけでなく、他の誰であろうとも、世界征服など不可能なのだ。

この時代、最大の帝国を築いている大英帝国でさえ、一応、本国の支配はあるものの、東インド会社など、独立性に富んだ組織を立てて、そこに支配を任せるしかない状況である。

これで、もし敵がいなくなれば、各地の独立組織が内乱の基になっていくことは間違いないだろうと斉彬と海舟会の面々は考えていた。


「そして、今でも争いはあるのです。

ただ、コロニーの原住民が弱すぎる為に、簡単に鎮圧されるだけで。

また、天竺などでは、大英帝国は天竺内の藩同士の対立を誘導し、自らの支配を確立していたと申します。

我らが、コロニーの原住民たちに武器を与えるのは、その争いの方向を欧米諸国に向けるだけのこと」


「銭の為に無益な血を流すのではないと申されるか」


武士である直弼は、金の為に血を流すという発想そのものを忌避する。


「無益であるかどうかは、悩ましいところではございますな」


実際に、武器をコロニーに売って戦いを誘発すべきか否かは、斉彬が裏閣議で話しても意見がまとまらないところなのだ。


「今の世において、コロニーに住む者は宗主国に支配され、搾取されております。

確かに、血が流れることは少ないでしょう。

しかし、私は、たとえ一旦は血が流れることとなろうとも、その様な人々の才が解き放たれる方がより良い世となるように思うのです」


島津斉彬がそう言うと、井伊直弼と小栗忠順はそれぞれの想いで斉彬を見詰める。


才がありながら頑迷な幕府の役人に邪魔されることの多かった小栗は納得の目で。

これまで多くの才を押し潰してきた幕府の伝統を守る立場にある井伊直弼は反感を持って。


日本商社は新たな局面に向け、ゆっくりと動き出そうとしていた。

さて、果たして日本は武器商人の方向に進んでいくのか。


それとも別の道が存在するのか。


日本を中心とした植民地独立戦争が起きるのか。


物語は静かに進行していきます。


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