山間の村
山間の村をイメージしたMAPとなります。
中央を流れる川は上流にある湖から始まり、都心部へと続く長い川をイメージしています。
村の主な産業は林業で、切り出した材木を都市へと送ります。もちろん輸送はこの川を使って船で運ぶのです。
村の人口は300位を想定しています。実際のシナリオでは100人ほどのNPCを設定しました。
村の周りから増加したモンスターが襲ってくると言うシナリオでしたので、どこからモンスターを出したとしてもそこに誰が居るか判るように、またすぐに駆けつけられる人はどのくらいの距離に居るのかを判りやすくするためにした処置でした。
ファンタジー系の村ですと、農業を中心とした開けた地域とこう言った森林部の村がよく採用されますよね。
中心部の広場には何があるのか。
旅館の位置はどこか。
人々の往来量はどのくらいか。
そう言った事を考えながら利用すると味のある村に変化していくと思います。
うねうねした線は等高線です。ミドリの色が濃くなる程に木々が生い茂っていて歩行困難になります。
道沿いで無くては馬車は移動出来ません。
黒い丸はモンスターの隠れ家。そこからどのタイミングで村を襲いに来るかを考えながらシナリオを進めます。
2点破線は馬車で通れる道になります。等高線に緩やかに登っていくために上の湖に着くまでにうねうね曲がった道になっています。
昔は春の増水毎に川が溢れていたのですが、中腹に保水湖を追加したことと、川を2本にしたことで氾濫することが無くなりました。
水色の線が川。村の真ん中を通っているのは後から作った人工川です。
判りにくいですが、村の西にある小さな窪み部分が温泉としてみました。
村を囲む破線が防護柵です。あまり高くはありませんが、イノシシぐらいは防げます。
シナリオは全3回のキャンペーンシナリオでしたので、初回は近場からそのうち1箇所だけで無く複数箇所から襲ってくるように変化します。
プレイヤーキャラクターだけではそれに対処しきれないので、以下に村人たちと協力して防衛体制を構築するかがポイントとなってきます。
村人のNPCを沢山作ったのもこの辺りの事情があったからなんですけどね。
プレイヤーは村人よりは強いけれど、単独ではモンスターに勝てない。村の広さを考えると一度に複数箇所は守れない。村人たちに任せきりだと被害が大きくなる。このジレンマ的な面白さを強調しました。