モンスターの洞窟
今回はオンライン参加者ありセッションに使用したMAPを紹介します。
通常プレイヤーの前で絵をかいたり見せたりする場合と違い、画面の向こう側にいるメンバーにわかるようにするために工夫しました。
具体的に説明すると、通常参加プレイヤー5名、オンライン参加者1名、マスター1名と言う構成です。
PCの画面をミラーリングを使ってモニターに映し出すことで通常参加者に見せつつ、オンライン画面共有機能を使用してオンライン参加者にも同様の画面を見せることにしました。
これにより、オンライン参加者、通常参加者どちらも同じ画像を見ながらセッションを進められるのです。
ちなみに、使用したソフトはパワーポイント。
パワーポイントはスライドを変化させながら見せるのが一般的な使い方なのですが、今回はあえて開発画面を直接見せることにしています。
これにより、モンスターの位置やプレイヤーキャラクターの位置をアイコンとして移動させることが画面上で出来るようになりました。
主な使用目的は戦闘シーンにおけるキャラクターの位置関係をわかるように使っております。
一部のアイコンをマスキング代わりに使うことで調べていない場所を隠したりなど、私なりに考えて作成しています。
洞窟の中身自体はとても小さくMAPとして紹介するのも恥ずかしいところですが、こういった使い方をしたということが参考になればと思います。
初期配置
洞窟の入り口から聞き耳や忍び足などを利用して中を調査した段階。
入ってすぐのところにゴブリン(G)が4匹います。
テーブルを囲んで何やら話をしているようです。
洞窟の奥側の様子はまだわかりません。
第2段階
さらに忍び足で侵入するか、大胆にゴブリンたちに切りかかるなどしたところで見える範囲です。
右奥にオーガー(O)とボス(BOSS)がいるのがわかります。
ゴブリンたちと戦闘になるか、こちらの存在に気が付かれてしまうとオーガーが襲ってきます。
ボスは入口からではわからないのですが、カーテン横にあるスイッチを操作します。
スイッチを操作することで、カーテンに隠されている鉄格子が解放されます。
第3段階
ボスがスイッチを操作することで、鉄格子のなかに閉じ込められていた魔獣(T-REX)が飛び出し襲い掛かってきます。
ボスはそれを確認すると、隠し扉から外へと逃げ出します。
最終段階
戦闘が終わった後でよく調べると、隠し扉を発見することができます。
ボスには逃げられてしまいましたが魔獣の脅威は抑えることができました。
実セッション中のイメージ
探索を進めることでマクスを移動させ、隠された部分が明かされていきます。
マスクは複数に分かれているので状況に応じて必要な部分だけ、移動させることができます。
また、PCの位置やモンスターをアイコン化することで、位置関係を明確にでき、誰が誰と近接しているか?
射撃の車線は通っているかなどを視覚的に分かりやすく説明することができます。
先に掲載している変化画像だけではイメージしづらいと思い、こちらの画像を追加してみました。
いかがだったでしょうか?
私個人としては初めてのオンライン対応セッションであったことと、参加者が初心者だったことと合わせてダンジョン内容は簡単にしつつ視覚的にも楽しめる変化があるようにしたつもりです。
この手のダンジョンであればアイコンの移動やマスキングなどの行為はパワーポイントの開発画面と相性抜群でした。
今後もこの機能を使いながら、さらに勉強を重ねて面白いダンジョンを作っていこうと思います。