表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去に生きる少女アリスと未来に生きる少年十座  作者: 四人目 勇気
プロローグ
2/9

02 魔使 十座

少年は迷いこんでいた。

暗い森のなかでたった一人。

季節も、2月とものすごい寒さが皮膚に伝わる。

少年は絶望していた。

すべてに。

「もうここでいいよな?」

独り事。

やっとこの世界からリタイアできる

もう戻りたくない

これから、解放されるのに何故こんなに苦しいのか?

未練はもうないはずなのに。

こうやって、独り事を続け最後にでたのは将来の夢だった。

「家族が欲しかったな」

そこで、沈黙。

少年、魔使 十座の覚悟が決まった。


身につけていた刀を手に持った。

もう、何も話さなかった。

考えなかった。


目を瞑り、両手で刀を腹の方向へ。

さあ、これで終わりだ。


覚悟を決め、手に力を入れた。

そして思い切り腹に刺しこんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ