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エピローグ

「次のニュースです。監視アプリXバージョンの発売が決定しました。これさえつければ、あなたの大切なパートナー、子供、今何してるのか即時にあなたのスマホ、パソコン画面に写し出されます。」


警視庁の休憩室に備え付けられているTVから高くもなく低くもなく聞きやすいトーンのニュースキャスターの声が響いていた。

そこにいた本田はタバコをくわえながら、隣にいる川西に話しかける。


「こんなのが普通に認められる世の中になるなんて考えもしなかったな、個人情報保護とか言ってた頃が嘘みたいだ。」


ええ、と川西が相づちをうつ。


「今、ストーカーって言葉は悪ではなくなってきてますもんね。」


「ああ。今の世の中ストーカーはストーカーに守られるってことなのかな。」


本田は自分のスマホを取りだし、アプリを起動させた。

スマホの画面の中では本田の奥さんが慌ただしく夕飯の用意を作る姿が映し出されていた。

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