18話:和子の進学と正一、正二の留学1
そして和子も中学3年生になって家から電車で40分の君津商業高校に入ろうと考えていた。やがて7月になり大学の夏休みになり正一と正二が実家に戻って来て母の手料理を食べると食堂とは違って旨いなとしみじみと言った。そして正一と正二が実家から近い袖ケ浦自動車学校へ普通免許を取るために自転車で通い始めた。そして入学1ヶ月後の8月21日に修了試験に合格して免許を取った。そして古くなったステップワゴンを新型の1500ccターボの新型車8人乗りに買い換えた。そして夏の終わりと共に正一と正二が東京に帰っていく姿を寂しそうに母の路子さんが見送った。そして秋を迎えて、新しいステップワゴンで亀山温泉に臼井一族の親戚の老人と共にで買えた。11月には泊まり込みで徳久信二夫妻と臼井重光一家5人で房総半島を横断して外房勝浦のホテル三日月に泊まり、温泉に入り、海辺を散歩して、朝市の魚の干物を買って帰って来た。この頃、信二は普通、通りの生活に戻り、臼井本家の寄り合いにも出席していた。
そして12月となり2017年を迎えた。この年は長女、臼井和子の高校受験の年で最近、父庭辛いところ聞いたりしていた。そして受験票を取りよせ、提出し、受験日を迎え、両親が車で送って、終了後、どうだっかと聞くとベストを尽くしたので何とかなるのではないかと言った。1週間後、合格発表に車で行き、自分の受験番号を見たとき、和子が涙を見せ、それを見て母の路子さんが和子を抱き寄せて泣き出し、まるで落ちたようだねと笑いながら重光が言うと、そんな事と言わないでよと、怒られた。そして4月から7時過ぎに家を出て電車で君津商業へと通い始めた。そして5月の連休に、以前話していた、正一と正二が夏休みに1ケ月、カリフォルニアのUCSD「カリフォルニア大学サンディエゴ校」の1ケ月短期留学の申し込みの手続きを取って欲しいと言い、パソコンを使って手続きを取り、留学費用が42万円ずつを払い込んだ。
出発日が7月20日で帰りが8月21日になっていた。その時良かったら、一緒にカリフォルニア、旅行にいかないと言われ、奥さんの路子さんも娘の和子も大賛成したので、重光も一緒に行くことにした。正一と正二がアメリカに到着した7月22、23日の土日に面会して観光しようと言うことになった。そして重光が7月21日発で帰りが7月24日の成田からロサンゼルス行きの往復便を予約した。そして7月18日に正一と正二が実家に帰ってきて、ゆっくり休み7月21日13時に家を出て成田空港に14時に到着し、JALの登場口へ行き、正一と正二が登場口から入っている姿を見て、母の路子さんがハンカチで涙を拭いていた。そして家に帰り、7月22日出発の用意をした。そして7月22日14時に家を出て15時に成田空港へ着いた。その後、車を駐車場に入れ、シンガポール航空便18時半に乗り、ロサンゼルスに12時前に到着した。その後、空港からホテルに電話して迎えに来てもらいチェックインした。そしてシャワーを浴びて昼食をとって、その日は時差呆けもあり、ゆっくりした。翌朝7月21日、7時に起きてホテルでクルーズターミナルへ行きたいというと、送ってやると言われ、帰りはタクシーで帰って来た方が安全だと言われた。
朝食をとって着替えて9時にフロントで車での送りをお願いし9時30分にロサンゼルス・クルーズセンターに送ってもらった。クルーズターミナルには巨大なクルーズ船が停泊していた。近くにはアメリカの軍艦も停泊していた。すると少しして大勢のクルーズ客と思しき人々が来たので、その場を離れた。そしてクルーズセンタの係員に観光したいのだが良いところを教えて欲しいと言うと、戦艦の祈念館、その先にロサンゼルス海洋博物館、その先に、サンペドロ・海鮮レストラン・マーケット、カプリロ海洋水族館があると説明されパンフレットの地図にマークをしてくれた。最初に戦艦の博物館を見学しに行くと本物戦艦があり写真もOKかと聞くとOKと言われて写真を撮り、入館のチケットを買い、戦艦の甲板にあがり、多くの写真を撮りまくった。その後本物の戦艦の内部を見学できた。
戦艦の大砲の内部は迫力がありきれいに整備されていた。USS、戦艦アイオワと書いてあった。1時間くらいかけてじっくりの見学して出て来た。その後、徒歩でサンペドロ海鮮レストランに入り、伊勢エビのように大きなエビと小エビとタマネギの炒め物や魚のグリルと、小さなタコ、貝と大きなえびのとパンのセットが売っていて、それを昼食にした。その他フィッシュアンドチップスのようなものもあり食べてみたがスパイシーで香ばしく、美味しくいただいた。そして、食後のビールや
コーヒーを飲んで午後13時過ぎにタクシーでホテルへ帰った。ホテルのフロントで明日USCDの本館に行きたいと言う驚いた様に、とにかく、サンディエゴまで行くのは簡単で安いのは空港からグレイハウンド・バスで予約して、バス亭まで送ってやると言われ、お願いし荷物をまとめた。そして15時のグレイハウンド・バスに乗れた。そして17時にバス停に着いて一番近いホテルを聞くとヒルトン・サンディゴ・ベイフロントと言われタクシーで、そのホテルに入った。