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霊界との境界  作者: 紅刃
死神
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第九十九話

 僕らは無事に現世へとたどり着いた。そしてそのまま本部へと向かう。なんの前ぶれもなく登場した僕達に驚きを隠せない人々。そしてすぐに本部長たちが招集された。


 報告を兼ねた会議の結果「霊的事象対策課」の設置が決定されそこの長として僕が就任した。そして希莉、涼音、神威も対策課に配属となった。暦は関東本部へ帰還しそこで今後の異動を決めるそうだ。


「帰ってきていきなり会議とはつかれるね。」


「だから私は一度家に帰ろうって言ったんじゃん。」


「家帰ったら涼音、留守番するつもりだったでしょ?」


「あはは…ばれちゃった…」


 本部を出た僕らは伸びをしながら話していた。すると目の前に見覚えのある黒い車が止まっていた。そしてそこから出てきたのは近所の神主さんだった。


「お帰り。本部から帰ってきたって連絡があってね。迎えに来たよ。」


「わざわざありがとうございます。ただいま帰りました。」


 僕らは車に乗り込み移動する。途中、駅で暦を迎えに来ていた関東本部の人に暦を預けた。そして気づくと移動中に寝てしまっていた。


 僕が目を覚ますとほぼ同時に家の前に着いた。久々の我が家だ。神主さんに礼を言い家の中に入った。すると掃除が行き届いていた。どうやら大家さんが掃除していてくれたみたいだ。


 僕は荷物を置きそのままベッドに横になる。そしてそのまま眠ってしまった。

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