96/100
第九十六話
しばらくすると魔法陣にヒビが入りおぞましい瘴気と一緒に邪神が出てきた。
「マジかよ。まさか邪神まで出てくるとは…」
流石に僕も驚いた。
「神界の神々でも止めれないレベルの邪神を止めれるかな?」
アヌビスが邪神に指示を出すと邪神はこちらに向かって突っ込んできた。それを僕は跳躍でかわす。
すると邪神の背中から無数の手が生えてきた。それが空中にいる僕めがけて襲い掛かってくる。
僕は黒い御札を生成し手に向かって投げつける。すると黒い御札は黒い炎となって手を燃やし尽くした。
「神界の神が無理ならそれ以上の存在となればいいんだよ。」
僕がそういうと背後に門が出現した。そしてそこから出てきたのは聖域の神達だった。
そして神々は僕の後ろでひざまずいた。
驚いて開いた口が塞がらないアヌビスを横目に僕はガイア達に話しかけた。
「よく集まってくれた。あの邪神の処理、任せたよ。」
「はい、お任せ下さい。」
そう言って散会する神々。そして僕はゆっくりとアヌビスの方へ歩み寄る。
「さぁ、そろそろ決着をつけようか。終焉を届けてあげよう。」




