表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
霊界との境界  作者: 紅刃
第四章 魔の塔
72/100

第七十二話

 長い螺旋階段を上っているとだんだん感覚がおかしくなってきた。


「目が回ってきた…上も見えないしどうなってるの?」


「おそらくトリックだ。主、一気に打ち抜こう。」


「わかった。やるよ紫紅。」


 御札に紫紅を憑依される。


[冥界の糸]


 鉄よりも硬く切れることはない。さらに伸縮自在だ。


 糸を天井に向って打つとどこかに刺さった音がした。糸を縮ませ上に上がると天井が見えてきた。


「見えた。効果付与!」


 戦闘服の効果付与の力で手を強化して思いっきり天井を殴った。轟音と共に崩れる天井。


 中に入るとそこは暗い空間だった。


「嫌な予感しかしない…」


「そこ効果付与には暗視の効果はつけれないのか?」


「なるほと、その手があったか。」


 暗視の効果を付けて見てみると部屋の奥に牢屋があり涼音と暦が中にいた。


「見つけた。敵の反応は無し。一気に行こう。」


「了解。」


 僕らは暗闇を一気に抜け難無く牢屋の前までたどり着いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ