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霊界との境界  作者: 紅刃
第一章 門(ゲート)
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第七話

 「希莉、やるぞ」 

 そう言って僕は希莉の力を開放する。


 涼音は僕から御札を貰うとそっと離れて先ほどと同じように結界を張る。しかし先ほどの結界とは違い更に強固なものとなっていた。涼音の学習能力には僕も驚かされた。


 しかし先ほどのような小太刀では日本刀を相手にするのは不利にも程がある… 日本刀相手には日本刀でなくては、そう思いながら僕は御札を一枚取り出した。


 先ほどの小太刀と同じように御札に希莉を憑依させるのだが力を開放した状態では単に"憑依させた物で霊を攻撃できるようにする"のではなく"憑依させた物を武器へと具現化する"という能力があるのだ。更に御札に憑依させたのもあるのでその武器は御札の力も上乗せされるという特典付きである。


 希莉が秘めた武器の力、それは…

[炎刀.焔] この刀がどんな刀なのか僕らが(希莉本人も含め)知るのはまだ先だった。 紅い刀…… 刀身から少し炎が出ているのを見ると火を操る刀なのだろう。まだ僕はそれしか理解していなかった。

 

 と、ここで男が斬りかかってくる。俺を無視するなと言わんばかりの猛攻であった。まず男を悪霊と引き剥がさなくては…そう思いながら僕は男の胸を貫いた。 

 

 ここで男に憑いていた悪霊が急いで離れた。しかし胸を貫かれたはずの男は無傷だった。霊のみを斬ることを意識して斬ると幽霊以外はすり抜ける、つまり人間には物理的に影響を与えれない状態にできるのである。憑いていた男が致命傷を負ったと錯覚した悪霊は思い通りに離れてくれた。


 さて、ここからが本当の焔の力である。炎刀と言うぐらいなのだ。敵の日本刀と焔の刀身がぶつかった瞬間刀身から炎が吹き出し相手の日本刀を一瞬で燃やし尽くした。鉄だろうがなんだろうが関係ない、燃やすとイメージしたものを意思のままに燃やし尽くせる刀、それが炎刀.焔なのである。(なぜかこの時直感でこの刀の使い方がわかった)


 あとは簡単だった、武器もなくなった悪霊は今までの悪霊よりは強いが霊媒としていた日本刀がなくなったのだ、もう虫の息といってもいい状態だった。僕は「縛鎖」 と唱えた、すると刀(憑依させて刀に変化させる前の御札の力)から鎖が飛び出して悪霊を拘束し無力化する。


 本日二軒目、一見落着!


 結界と憑依を解除して僕車に乗り込む。 まだ依頼はきていなかったの一旦神社に帰ることにした。


 神社につく頃にはもう昼近かったのでそのまま近くの店で昼食をとることにした。


 移動中ずっと考えていた、なぜ急に悪霊の力が今までの数倍に膨れ上がっているのか… しかしその真実は今はまだ謎のままだった…

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