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神々の恩恵 -Blessing of Gods-  作者: 宙島 紺
第一章 タッグトーナメント篇
11/13

第11話 グリム&ジークvsカユラ&ユーノ

おそくなってすみません。

あと、そんなに長く無いです。

ゆっくり読んで噛み締めて下さい。

マルス神授術ディーテ炎弾フレイムバレット

ウラル神授術ディーテ爆風弾ブラストバレット

ザラフ神授術ディーテ岩弾ロックバレット

アーク神授術ディーテ淼弾アクアバレット


火の球と水の球がぶつかって蒸発し水蒸気となり、風の塊と土の塊がぶつかって粉砕し砂塵となって舞う。

水蒸気と砂塵により二者と二者の間の視界が悪くなる。


マルス神授術ディーテ炎刃衝波フレイムフラッシュ


横薙ぎの火の刃がグリムの左手から発せられ、カユラとユーノへ向かう。


ウラル神授術ディーテ風刃衝波ブラストスラッシュ


同時に風の刃もジークが放つ。

火の刃と風の刃が合わさり、大きな炎の刃となって、水蒸気と砂塵を追い払いつつカユラとユーノを襲う。

しかし、視界がひらけて現れる、岩で出来たドーム状の防壁に阻まれることとなる。


(本当に堅いなあ。相性が悪いのも良くないみたいだね。さて、どうするか)


グリムが思案していると、前から水の球や土の塊、水と砂塵の竜巻が向かってくる。

それをグリムとジークは避けたり、軌道をそらしたりしながら耐える。


(コントロールは甘く、中規模技にしては威力もそこまで無い。いや、コントロールが甘いのはあの防壁から顔を出していないから仕方ないか。そう考えると、どうやってコッチの場所を捉えているんだ?)


グリムが疑問に思っていると、


ウラル神授術ディーテ螺旋刺突トルネードスピア


疾風が螺旋の軌道を描きつつ、中心部分は突出し鋭利になっていく。それはまるでドリルのような様相。

そしてそれは岩の防壁へ突進していく。


(風と土の相性は可も不可も無い。そして一点集中でいけばあの防壁は破れるハズだ。委員長には悪いが、突破させてもらう!)


疾風と岩石のぶつかり合い。

一点突破を狙う風のドリルは岩の防壁に傷をつけ、ヒビを入れ、穴を開け、防壁を破る。

が、その頃にはドリルも威力を無くし、消失していた。

そこから現れた2人の目はグリムもジークをしっかりと見据えていた。

そこでグリムは一つの答えに辿り着く。


(岩と岩の間に僅かな隙間を開けてコッチを見てたから、位置を把握していたのか。それでも正確なコントロールは難しかったのだろうか)


するとグリムとジークは、岩の防壁から現れた2人が手を地面につけていることに気付く。


が、時すでに遅し。


カユラとユーノは笑みを浮かべて声を発する。


ザラフアーク複合ファラム神授術ディーテ囚われの泥沼キャプチュアルクァイル!!!


カユラとユーノの足元を除き、闘技場内の地面が大量の水を含んで泥沼となり、グリムとジークはみるみる沈んでいく。


(複合ファラム神授術ディーテだって?いやいや、この年齢のレベルじゃないでしょ。それにしても、こんな大規模なものをあの短時間で?)


グリムの心の発言に対し、ここまで無言に徹していたハダルが口を開く。


"まさか、神授術の並列行使をするとはな。最初からこの泥沼の準備、つまり地面に神の恩恵を行使して干渉していた。だから、他の神授術のコントロールや威力が甘くなっていたんだろう。だが、このレベルの高さは凄いな。少しばかり侮っていたようだ"


(並列行使?そんなことができるの?凄いなぁ。ちなみにハダルにぃは?)


(五つまでは可能だ。)


(聞かなきゃ良かった……それよりも、今はこの泥沼から脱出しなきゃ。初日の蟻地獄の時みたいに爆炎放射フレイムラジエーションで…)


"バカかお前は。この間は相手が土だけだったから力技で何とかなったが、今回は水もいるんだ。相性最悪で打ち消されるだけだ"


(じゃあ、今の状況下は…)


グリムの、すなわちイルギスの身体は肩まで泥沼に浸かっている。

ハダルはここで一呼吸おく。



"絶体絶命のピンチ、といった所か"




(なんでそんなに余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)なの!?)



グリムの心の叫びがジークや他の皆に届くハズもなく、無慈悲にも、カユラとユーノは両手をグリムとジークに向けて、大技の準備をしているかのようだった。




非常に遅れてすみません。

そのくせ短くてすみません。

とりあえずすみません。

ですが、懲りずに来週に次を投稿するつもりです。


次回、6/22 21:00 更新予定


次こそは間に合わせる!!

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