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短編

フォール・フォール

作者: RK

書いてておでんが食べたくなりました。

 秋になった。


 赤や黄色に色づく景色がもうすぐ冬の訪れを予感させる。


 少し肌寒くなってきた。


 そろそろマフラーの出番かもしれない。


 あ、良い匂い。


 遠くからは焼き芋屋さんの声が聞える。


 食べたいなあ。


 思い立ったらすぐ行動!


 私は小走りで声のする方に向かう。


 すぐに見つけて私は焼き芋を買う。


 おじさんが一本おまけしてくれた。嬉しい。


 後でダイエットしなきゃなあ、なんて帰り道で考え事をしていたのがいけなかった。


 曲がり角で人とぶつかってしまった。焼き芋の入った袋を落としてしまう。


 すみません!頭をすぐさげて焼き芋を拾う。


 向こうもすみません、と謝ってきた。男の人の声だ。


 男の人は「あ…」と声を上げた。


 後ろを振り返ってみれば焼き芋屋さんが走りだしてしまったところだった。


 がっかりしている男の人がなんだか可愛らしくなって私は笑ってしまう。


 それから私はおまけでもらった焼き芋を差し出すの。


 焼き芋から始まる恋もいいよね?



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