日常、繰り返す日々ーーーー
それは、取り憑かれた様に繰り返す日々。
それは、退屈で変わり映えがしない日々だとあの瞬間まではーーーーー
あの日は、前職を会社でのケンカを原因に辞めて1日目だった。
(ハロワで仕事探さなきゃな…。でも、なかなかねぇんだよな…)
そんなコトをオレが考えていた時だった。
ブルブルとポケットに入れていた携帯端末が震えたんだ。
(ん?藤井先輩か…、何の用だろう?)
先輩とは言っても学生の時のではなく初めて就職した時の会社での先輩であり同期でもある年上の人のコトである。
(今、ヒマ?ヒマなら、遊びに行こう!!だって?確かにヒマだけど……、まぁ1日くらいならいいか…)
そう思い電話して待ち合わせ場所にオレは向かったんだ。
「藤井さん、急にどうしました?」
オレは、車の窓越しに声をかけた。
「なぁ、ゲーセン行かないか?でも、お金が欲しいんよなぁ…」
それを聞きオレは思いついたコトを伝えるコトにした。
「なら、ゲーセンではなくパチンコに行きません?」
それは、破滅への一歩を踏みだす呪文になってしまうのだが、それは別の話だ。
「行ってみたいから、行くかい?」
それが地獄へ旅路の始まりだった。
到着後、オレ達は並んで同じ台を打つコトにしたのだ。
少しだけ打ったが、確変は引けなかった。
そこでその日は打ち止めにしたが、そこからはズルズルとハマってしまったのだ。
オレは、この二週間後に仕事が決まり休みの度に打ち、初めは大勝したが、今では貯金を半分まで溶かしてしまうという事態に陥っている。
だが、酒やタバコの依存性の如く辞められないで逆転を願い休みの度に繰り返すーーーーー
お久しぶりです、神威 龍弥です。
これ、よく出来た創作に見せかけて自分の体験談なのです。
今の自分のコトなんです。
正しく、バクチ打ちになってます。
また、たまに体験談も創作にしていこうと思いますのでまた次回にも期待してください。
ではm(_ _)m