1章-09
今回は視点がコロコロ替ります。
読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。
Side 将斗
何処かに落ちてゆく感覚と共にしっかりとある握りしめた手の感触。
どれ位時間が経ったかは解らないけれど、いつの間にか感じる足元のしっかりした感触。
「「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・っヴぁ?」」
と言う何とも間抜けな叫び声をあげていた俺と真吾は、俺体以外の気配にそっと目を開ける。
そこに居たのは巫女装束に身を包んだ楓だった。
そんな俺達の姿を見て、泣きそうな顔をしていた楓が指さして笑い始めた。
『お前は泣いてるより笑っている方が良いよ』
なんてぜってー声に出しては言えない台詞を心の中で呟きながら、親友の手を借りて立ち上がる。
すると、
“シャン”
と鈴の音を響かせて、楓が文字通り飛び込んできた。
Side 楓
『会いたい』
そう思った相手が今目の前に居てくれる。
そう思ったら、なにも考えられなくなってその胸に飛び込んでしまった。
勢いが付きすぎたせいかそのまま倒れ込んじゃったけれど。
さっきまでの恐怖感はもう無い。
ちょっと早い彼の鼓動を聴きたくて、ライダースジャケットをぐっと握りしめて、その胸に耳を押し付ける。
“トク、トク、トク”
ほらやっぱり鼓動が速い。
何時もポーカーフェイスの彼の顔は今は見れないけれど、きっとちょっと困った顔をしているに違いない。
でも良いの、逢いに来てくれたから。
そう思ったら、涙が溢れてきた。
Side 将斗
立ち上がったばかりだった為に、飛び込んできた楓を抱きとめたけれどそのまま倒れこんじまった。
咄嗟に楓をギュッと搔き抱いて背に衝撃を受ける。
幸いたいして痛くは無かった。
楓は、なんか解らないけれどジャケットをギュッと掴んで胸にグリグリと耳を押し付けてくる。
『こいつ、年上だよなぁ?それとも俺の理性を試しているのか?』
なんて思いつつ、左手で上体を起こしながら右手でそっとその髪を撫でてみる。
胸元の方から嗚咽が聞こえ出した。
『そうか、怖かったんだな・・・・・』
そう思ったら
「もう大丈夫だから、な?」
ありきたりだけど、宥めるようにそう呟いてみた。
Side 真吾
なんだこの甘々な空間は!
真っ白いこの世界は何処かはわからないけれど、今ここに居るのは俺達三人しかいないらしい。
が、だ!
目の前でイチャイチャされる俺の身にもなってみろ!
なんだその二人だけの世界は!!!
まずはお詫びを、
1章書きあがりませんでした。ごめんなさい。
しかも尻切れトンボ気味です。。。
甘々な世界を築いている二人ですが、恋人では有りません!
どっちも告白にすら至ってません!
ぶっちゃけ真吾が可哀そうかな、なんて思ってます。
ご意見ご感想など頂けると励みになります。
また誤字脱字などご指摘いただけると幸いです。
もう少しだけ1章にお付き合い下さい。