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自己文献編纂1 「はじめに」

今回これを行う動機は、しかるべくして動くという感情による意欲だ。

いつかはアナログの記録を編纂する必要がある。

パブリックでどこからでも検索して見返られる場所に保存する必要がある。


まあそういうわけだ。あまり深くは語りたくないがな。

今回、編纂する記録は初めの一枚だ。最初に書いたのではない。俺が現実世界でアナログで作った記録書の一番先頭に置くことを決めた紙がある。それの編纂である。


できるだけ忠実に。


《これは、ボッチの魂の叫びである》


いずれ俺が大人になりこれを見返す時が来るかもしれない。その時、今現在高校2年生の俺が何を考え、何に嘆いていたのか。ここに記す。これは自己満足だ。


自分の過去、そして今の自分を正当化するため、そんな自分を騙し欺くのだ。

俺は偉くも凄くもない。周りに比べて劣っている。ただ俺は他の連中よりも「考える」ことに関しては脳があったらいいな。と考えている、ただそれだけだ。


捻くれて、間違えて、見下されて、馬鹿にされて。でもそんな状況でも考えることはしたい。

どんな状況でも俺は考える。その信念だけは変わらない。ぼっちっていうのは固定概念が強い頑固者だ。そして俺は考えることで、自分は頑張ったと惨めたいのだ。ただの自己満足だ。


しかしそれでも俺は考えることをやめない。今こうしているように。

考え、考え、考え抜き、思考し続けた先に俺の求めた答えがあると信じて今日もまた考える。


俺の背は非常に弱々しく惨めだろう。しかしそれでも考えてやる。その印象すらねじ曲げ自分をだますだろう。どんなことがあっても目の前の現実を受け入れず、夢にすがって、うじ虫のように生き延びてやるだろう。


なんでそこまでするのか?って…そんなんは、とうの昔から定められている。

「決まってるさ。それは俺が真実を否定する捻くれたボッチだからさ。」


かっこつけた洒落た言葉。本当の俺は星の光にも見つけてもらえない惨めで情けない灰だ。すぐに飛び散って消えるだろう。ただ俺はその燃え尽きた灰に無理やりこじつけた言葉を着せて、まだ燃え尽きていない真っ赤な光を出す炎のように見せているんだ。


そしてそれは惨めな自分に嘘ついてだまして、自分に自信をもたせるいわゆる自己満足なのだ。そんな俺を許せるのは俺しかいない。俺は俺だけのために生きる。それが俺の生きる目的だ。


罵ろよ。笑えよ。見下せよ。お前らが俺に対して馬鹿みたいに罵っている時に俺は先を見据えて考えるから。捻くれたぼっちはあらゆる心理、物理現象をねじ曲げ、全てを否定する。全ての物語を創り変える。それはもう新世界の神でないか。


問.俺は捻くれてぼっちだ。自分に対してどう思う。


答.塗り替えるのが楽しみだ。早く始めようか。






2026年6月2日22時29分現在


この時の俺を今の俺が振り返る時やはり大きな相違点として、敵対心の有無が考えられるだろう。今の俺にはあまりない、この社会やクラス、抽象的に言えば社会的価値や正しさ、そういったものに真っ向から立ち向かうその姿は威風堂々で勇ましくまるで下剋上の予言文のようだ。しかしそれが蛮勇でない保証はどこにもない。


実際、読んでいて幼さはあった。断定が強すぎる。感想だけで社会的な根拠がない。そもそも個人のかなり偏った考え方でしかない。けれど熱があった。短所を覆い隠すほどに大きな存在があった。捻くれていること。それがあるからこそ、この文章が捻くれの世界の中でのみ大きく存在することができている。


捻くれていなければ成立しない文章。しかし実際は捻くれているために成立できており、そしてこの文章の中に限っては捻くれという考え方自体が正しさや社会的価値なんかを断罪しているのではないだろうか。


始まりをこれにしようと考え、これを一番前にしてファイルに閉じた過去の自分。案外、昔の文章なのに強い言葉の自分。

けれどもまだ幼い印象を受ける断定の強さと自分の思考に入り切った物語。


けれどそれでもそれらを覆すほどにありあまるほどにこの時の俺は捻くれている。


2026年6月2日22時35分現在


俺はここで編纂を一時停止する。

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