お酒とお薬①
自分の呼吸に溺れていく。
おそらく私はそのつらいことから辛いことから目を逸らすために薬を飲んで、お酒も飲んだ。
「本当はどっちも飲むつもりなんてなかった」という言い訳を加えて。
薬を飲んで我慢できると思った。耐えられると思った。
お酒を加えればおかしくなることはわかっていた。けれどこの"気持ち悪さ"を見過ごすことなどできなかった。
薬を飲めば眠気が襲ってくる。ただそれだけ。そこにお酒を加えればなんだか不思議なふわふわ感。
お酒を飲めば逃げれるなど、心の底では思っていない。顕著に現れると分かっている。ただそれに蓋をしてお酒を飲む。
この気持ち悪さを誰かに理解してほしいという気持ちと、この気持ち悪さへの共感は人対人だと難しい。そんなことも分かっている。
苦しい、寂しい、死にたい。
そんな言葉に乗せられそうでも乗せられない気持ちがここにある。
だから自分でもどうしていいのかが分からない。
ふと自分を取り戻したくて腕を切る。
ファッションなんて言葉をよく聞くが、これは生きるための一線。
自分を取り戻すための一つの赤い線。
これを他人に理解してもらうのは難しい。
動けない自分、だめだと思う自分、ぼーっとした頭で、少しでも自分を取り戻すための。
周りの言葉は結局「うるさい」に変わる。
こんなにだめなのに、人の言葉を受け入れられない。
1番自分のことをわかっているのは自分と思ってしまう。
こんなだめな自分なのに。




