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※※※(樹視点)

「後は任せたよ、棗」

「分かってる。……樹、腹くくっておけよ。葵を怒らせたんだからな」

棗の腕の中には俺が求めてやまない女がいる。

それを見送り俺は真正面の怒れる男と向き合った。

原因は分かってる。この手に握られた美鈴の髪と美鈴のあの姿だろう。そしてその状況を作りだしたのは俺だ。

だから、この怒りは真っ当なものだ。

棗の言う通り腹を括る必要はあるだろう。

「何か、言い訳はある?」

「……いや、ない」

「そう。なら―――」


―――ガンッ!!


葵の拳が頬に当たり、脳内がぐらぐらと揺さぶられた。

吹っ飛ばずに踏ん張った自分を褒めてやりたいくらいだ。

「僕は言ったはずだよね?一切近寄るなって」

「あぁ」

「そして君も納得したはずだね?」

「あぁ」

「なら、どうして、君は美鈴の髪を持って僕に殴られてるのかな?」

ぐっと言葉に詰まった。

あいつにキスをしたのは、完全な衝動だった。


―――可愛いと思ったんだ。


震える姿が。嫌だと叫ぶその姿が。

「………すまない」

自分が悪い事は解ってる。葵から美鈴が男が苦手だから、近寄るなと言われていた。でも、一度知ってしまったら、無理だ。俺はあいつが知りたくて仕方なくなった。

「すまないって何に対して謝ってるの?…龍也。僕の大事な妹に謝るような事をしたんだ?何をした?」

声が氷点下越えしている。口調も普段の柔らかさが消え失せていた。

「…追いかけて、キスをした」

「………もう一度、言ってくれる?」

流石にもう一度言う勇気はなかった。口を噤むと、はぁと大きなため息が聞こえ、もう一発頬に衝撃が与えられた。

口の中を切ったのか、鉄の味がする。

「美鈴を龍也が気にいる予感はしていたんだ。僕達の妹って事で君の中にあるハードルがかなり低くなってるだろうし、何より君の好みど真ん中だから」

ど真ん中…。間違いではないが…。

何とも言い難い顔をしてるんだろう。俺を殴った事で少し怒りを収めた葵が俺の顔を呆れ顔でみていた。

「間違ってないでしょ?賢くて可愛くて龍也の内面を見てくれて、心の強い女の子。違う?」

違わない。葵の言葉を一々否定できなくて、俯く。

すると、胸倉を掴まれて、思い切り睨まれた。

「君は美鈴を苦しめた。君に俯いて黙秘する権利があると思ってるのっ?」

「な、い…」

「言っても無駄だと分かってるけど、言わせて貰う。二度と美鈴に近づくなっ」

接触禁止。兄としては当然の言葉だ。しかし、葵も分かっている筈だ。前置きがあったのだから。

「悪いがそれは出来ない。葵と棗には悪いとは思うが、俺は美鈴に惚れた。あいつが欲しいんだ。だから」

これからも俺は美鈴の側に行く。隙あらば口説いて行こうと思ってる。

「…だと思った。君が本気ならそれでいいよ。ただし、僕も棗も全力で邪魔をさせて貰うから」

「…いいだろう。受けて立つさ」

「ふっ。ライバルが僕達だけだと思ったら大間違いだよ、龍也」

「は?」

思わず気の抜けた声が出てしまった。それに葵がにやりと悪い笑みを浮かべる。

「僕に兄がいるのは知ってるだろ?」

「あ、あぁ。確か高2、だったか?」

「そう。その兄と友達三人は美鈴を姫と崇めて、鉄壁の防御を固めてる。エイト学園の生徒会長とその御三家がね」

エイト学園っ!?

あのエリート校の生徒会長である双子の兄と、それを補佐していると名高い御三家がっ!?

「あと、後輩の猪塚と、美鈴の同級生で僕達の弟分である優兎もだ。まぁ、最大の難関は僕達の父親だろうけど」

ま、待て待て待てっ!

猪塚ってあれだろっ!?猪塚グループの筆頭跡取りっ!それに、優兎って花島の事だよなっ!?確かFIコンツェルンの跡取りっ!

俺は脳内で指折り数えてみる。

双子にその兄と御三家、加えて猪塚、花島の跡取り息子に父親、障害物込みのライバルが小1の時点で九人もいるのかっ!?

「……諦める気になった?」

うっ…。ダラダラと冷汗が流れる。

「言っとくけど、君みたいに他人を道具か何かのように扱う男に美鈴は惚れないと思うよ。あの子は優しい子なんだ」

葵が穏やかに笑う。その顔は兄としての顔ではなく、まるで…。

「葵、お前妹に惚れてるのか?」

「……それがなに?」

「それがなに、って」

「僕達は血の繋がりがない。好きになっても何も問題はないよ。それに、僕達は美鈴を好きになったのが先なんだ。後から美鈴が妹になっただけ」

葵にとっては些細な事だったようだ。きっと棗に聞いても同じく断言するだろう。

成程。自分の好みの女を手に入れる為には、それ相応の努力が必要と言う事か。

なら、やってやろうじゃないか。

幸い美鈴のファーストキスは貰って誰よりも一歩進んでる。

そう自信を持って、笑みを浮かべてると、そんな俺以上に悪い笑みを浮かべてる葵が釘を刺してきた。

「あぁ、言っとくけど。美鈴のファーストキスは君じゃないから」

「え?」

「それで自分がリードしてると思ってたんだろうけど、残念だったね。美鈴のファーストキスは棗だよ」

「はぁっ!?」

もしかして、男が苦手なふりして自分から引っ掛けにいってるんじゃないだろうな?

ついつい眉間に皺を寄せていると、再び呆れたような声が俺の思考を止めた。

「そんな訳ないでしょ」

「…俺は今口に出してたか?」

「出さなくても君の考えそうな事は解るよ。因みにその状況について詳しく言う気はないから。ただ美鈴のファーストキスは棗、セカンドは僕。君は残念ながら三番目だよ」

盛大に馬鹿にされたように言われ、カチンと来た。

なら、他の初めてを貰えばいいだけの話だろう。

「……―――殺すよ?」

やばい。目が本気過ぎる。

口に出していない筈なのに、こいつ怖すぎだ。

「僕としては、君に諦めて貰いたい所だけどね。ライバルがいるって言っても聞く気はなさそうだし。全くもって面倒だね」

笑って言うセリフではない。

けれど、ここで押されていては、きっとこいつらと同じ土俵に立つことは出来ないだろう。

「確かに面倒だ。だが、やりがいがある。手始めに、お前らと差を付ける所から始めようか」

「差、ねぇ。面白いね。例え僕達と差をつけた所で、美鈴との差は縮まらないと思うけど、まぁ、頑張ってみれば?」

「…美鈴との差?どう言う事だ?」

「どうして僕がライバルに教える必要があるのさ。自分で美鈴本人に聞きなよ。……聞けるようならね」

もう話す事はないと葵は俺に背を向けて部活へと戻って行った。

ここで一人でいても仕方ないと俺は道場を去る。

途中、美鈴が俺にぶつけてきた筆記用具を拾おうと思ったが、全て棗が拾っていったらしく一つも残っていない。

俺の手元には美鈴の髪だけが残された。

って言うか、これ、俺が持ってるとただの危ない人間なんじゃ…。

(とは言え、今更葵に渡すのも違うだろ)

どうしたものか…。

悩みに悩んだ末、俺はポケットからハンカチを取り出し、それを包んでもう一度ポケットへ入れる。

教室へ戻り、鞄を持って迎えの車の下へ行くと、盛大に驚かれた。

そう言えば殴られたんだったと今思い出す。

美鈴からのビンタと葵からの拳が二発。確かに凄い顔になってるかもしれない。

車に乗り込むと保冷材をタオルで包んだものを渡されて、大人しくそれを頬につける。

そう言えば、美鈴の姿を初めてみたのは、美鈴が今の俺みたいに頬にハンカチを当てて歩いてた時だった。

一学期の時。

教師の言いつけで、職員室へ教材を取りに行く道程でみかけた。ふらふらとふらつきながら保健室へ向かったのを見かけたのだ。その時はあいつらの妹だと知らなかったし、正直顔だけのドジな奴って印象しかなかった。

その次に見かけたのは、図書室だったか。図書室で真剣に問題集をやっていたから、何をやっているのかと通りすがりにノートを覗いたら1+1で悩んでいた。やばい、かなりの馬鹿だとドン引きして、でも、何かの見間違いかと思ってもう一度図書室での用事を済ませ通りかかってみたら今度は逆にドン引きした。あり得ない程の数式がずらりと並んでいたのだ。

そこへ棗がやってきて俺は慌てて身を隠して、その会話を盗み聞きしていると、

「ねぇ、棗お兄ちゃん。小学一年生の問題にしてはこれ難し過ぎない?」

「…うん。ごめん。僕もそのレベルは解んないや。鴇兄さんに聞いてくれる?それとね、多分その答えは普通に2でいいんだと思う」

「あっ、あぁー、そっかそっか。いけない、つい1+1って書いてたからその証明をしろってことだと思っちゃった。えへへ」

と飛んでもない言葉が飛び交っていたのがやたら記憶に残った。そしてそこで初めてその女が噂の葵、棗の妹だと気付いたのだ。

それを知って以来、俺は妹の姿を目で追うようになっていた。と言うか、葵と棗が一緒にいれば必然的に視界に入るんだよな。

夏休みに入るとその妹の姿を見る事もなくなり、俺は家の跡取り修行やらに追われた。いつもならその事で精一杯になって新学期は双子以外の存在なんて覚えてすらいないのに、今年の夏休みは双子に加え、二人の妹の姿を忘れる事が出来なかった。

二学期に入り、妹と昼食をとるんだと喜ぶ葵に俺は同行を申し出た。

一度、妹と話してみたかったから。ただそれだけだった。

妹は、二人の友達を連れてやってきた。一人は庶民の女。もう一人は花島の跡取りだ。棗の案内の下、一緒のテーブルに着くと、妹は俺に微笑んだ。微笑んだだけだ。

特に話をする訳でもない。折角俺がここに来てやったのに、話題すら振らないのか。しかもそれどころか、花島のに箸の持ち方を優しく教えている。そんな妹を見ていると何故だかイライラした。

『馬鹿らしい』

真正面から馬鹿にする訳にはいかないから、俺は笑って習いたてのフランス語を使い呟いた。

意味が分かる訳がない。小1の女子にフランス語なんて解らないだろう。

案の定、妹はにこっとこっちに微笑み、食事を再開する。それだけか?もっと何かないのか?

これでも俺は樹財閥の跡取りだ。なのに媚を売るでもなく、社交辞令するでもなく、にこやかに無視をする。

花島のを気にかける癖に。苛々が募る。だから、またフランス語で呟いた。ただの腹いせだ。

『やっとこの窮屈な時間が終わったか。葵の妹だと言うから少しは期待したが、ただの馬鹿面したガキじゃないか』

馬鹿にしたように溜息混じりに言ってやる。だが、そいつは更に笑みを深めた。

しかも、関係ないと言う様に立ち上がりトレイを持つ。

自分で片づける気か?笑顔を浮かべたまま内心で驚いていると、葵が置きっぱなしでいいと教える。

妹はそれに驚き動きを止めた。そう言えば庶民は自分で食器を洗ってしまうんだったな。

『これだから、最下層の人間は…』

人を使えばいいものを。金さえ払えばやってくれるのに。

妹は兄の忠告を無視し、連れてきた二人と一緒に片づけて行く。ついでに俺の食器も持って行こうとするので、笑顔で礼を言う。すると、妹は笑顔で驚きの返しをしてきた。

『いいえ。どういたしまして。食器の一つも運べない低能お坊ちゃま。これからもお兄ちゃん達と仲良くしてくださいね。私は今後一切近寄りたくございませんが。では、失礼します。お・ぼっ・ちゃ・ま』

と俺よりも上手いフランス語で反撃してきたのだ。

驚いて開いた口は暫く閉める事が出来なかった。葵に教室へ戻ろうと言われてやっと自分が馬鹿面をさらしていた事に気づいたという。

俺は妹に一気に興味を持った。

だが、俺が妹に興味を持ったことが双子に知れたんだろう。

あり得ない程の妨害工作にあった。まず、俺が一人になれない。必ず双子のどちらかがひっついていて、会いに行く隙がない。

次に、それでも作った隙に妹を探してみると、必ずと言って良いほど、妹の側には花崎って名の女子が付いていた。男が近寄ろうもんなら叩き斬られると他所のクラスの男子すら知っている位の女傑らしい。

更に、そんな妹が一人になる瞬間を探りその時を狙ってみると、妹の気配察知能力に驚かされた。少しでも近寄ると、反対方向に逃げられるのだ。

全くもって近寄れない。

それでも転機は訪れた。

たまたま歩いてた廊下の向うに、一人でいる妹を見つけたのだ。

やっと見つけたと思わず叫んでしまった。すると向こうも俺に気付いたのか、くるっと方向転換をして逃げだしたのだ。

何故逃げるっ!?

呼び止めるが一切止まる気配がない。

しかも、妹はかなり足が速い。本気で走って少しずつ距離は縮まっていくが、計算高く撒くように走られると追い付けないし、ちょっと目を離すと見失ってしまう。

(っつーか、普通に見失ったよな…)

ただ教室のドアを開ける音が微かに聞こえたから、どこかの教室にいるってことは分かっていた。

一度廊下の奥まで行って、先に行った形跡がないのを確認して、手前で一番近くの教室の前の壁に凭れかかり、どの教室で物音が聞こえてもいいように待機してみた。

じっと待つ。出てくるまで。物音がするまで。すると二つ目の教室から何かが動いた音がした。

急いでそこへ行くと、風で黒板消しが落ちただけだったようで、廊下へ戻ってみると、遠くから足音がして逃げられたと悟る。

やられた。

そう思った。でも、出し抜かれたはずなのに、何故か楽しくて仕方なかった。

次こそは絶対に捕まえる。

当初の目的と何か変わってきた気もするが、それでも楽しさが勝り、土日は妹捕獲作戦だけを練っていた。

そして月曜日。

作戦を練り続けたおかげで、葵と棗を遠ざける事に成功する。

その間に、と妹が昼食を食べてる所に突撃した。

だが、話しかけても一切こっちを見ようとしない。

何度か話しかけると、こっちを睨んできた。けれど、その反応があっただけ俺としては及第点だ。

しかも上目遣いで睨まれたら、怖いと言うより単純に可愛い。

それに微笑むと、また無視された。流石に腹が立つ。すると妹は言った。

「……最下層の人間とは話をしたくないのではなかったのですか?」

と。そう言えばそんな事言ったな、と思い出す。いや、でもそれは…。弁解しようと口を開こうとしたが、

「葵お兄ちゃんと友達なのでしょう?だったら私は関係ない。貴方とは赤の他人です。嫌っている最下層の人間と進んで話す必要はありませんよ。以前言ったように、今後一切近寄らないで下さい。私も近寄りませんから。それでは」

などと先手を打たれてしまう。

赤の他人。確かにそうだ。でも、その台詞がやけに胸に刺さった。

俺はただ、お前と言う存在を知りたいだけなのに。

無意識に手が出ていた。立ち上がった妹の腕を掴み胸に抱き込む。

腕の中のその存在はとてもか弱いものだった。

背中は小さく、腰に腕を回すと簡単に一周する細さ。

「いやっ、嫌っ、離してっ」

小さな声でそう言って必死に抵抗する妹の持っていた食器が落ちる。

震えて抵抗されると、増々可愛く見えて、手放したくなくて。

腕にこもる力が強くなる。腕の中からふわりと良い匂いがした。

やっぱり離したくない。誰にも渡したくない。そんな想いが俺の腕の中にいる妹をきつく抱きしめさせる。

「やだっ、嫌だっ、葵お兄ちゃんっ、棗お兄ちゃんっ」

俺は抱きしめてるだけなのに、痛い事は特にしてないだろ。なんでそんな助けを求める?

そう問いかけたくても、妹は泣いて兄達に助けを求めるだけ。震えも大きくなって俺の腕にまでそれが伝わる程だ。

どうすれば、落ち着いて話して貰えるだろう?

逃がさないように腕に抱いて、必死に考えてる内にタイムリミットが来てしまった。

「鈴っ!!」

「鈴ちゃんっ!!」

兄達が登場してしまった。

葵が俺と妹を引き剥がし、すぐに棗が妹を抱きしめる。

逃すまいと伸ばした手は間に入られた葵に遮られた。

棗が慰める様に妹を抱き上げ食堂から連れ出して、妹の友達が落とした食器を片付けている。

「……ある程度なら見逃しておこうと思ったんだよ、龍也。でも、ああやって妹を泣かせるなら話は別だ。今後一切近寄らないでくれる?」

「泣かせるって。俺はただ抱きしめただけだ。そんな事で泣くなんて思わないだろう」

本音を言うと、葵は溜息をついて腕を組んで、こっちを見下すような視線で睨み付けてきた。

「…妹は、男が苦手なんだ」

「男が苦手?」

「あぁ。恐怖症のレベル。そんな妹を君は怯えさせて、怖がらせたんだ。兄である僕が近寄るなと言った気持ち、分かるよね?」

恐怖症。言われてみたら、あの怯え方も、こいつらの過保護っぷりも納得出来る。

「僕達がいる所で会う分には許してあげる。ただ、君一人で妹に会うのは許さない。いいね?」

これは反論などしたら、妹と話す機会は完全に失われてしまうだろう。

俺は素直に頷いておくことにした。でも妹と話す事を諦めたとは言っていない。

双子を油断させる為にも数週間、何も行動を起こさない日々を過ごして、そして今日事を起こした。

(その結果がこれ、ってね。相変わらず、葵の全力の拳はやばいな。明日学校に行けるか、これ…)

車の窓に映る自分の顔を確認する。まだ青くはなっていないものの、既にかなり腫れてきていた。

手加減出来なかったってのはわかるが、だからってこんな全力で殴らなくてもいいと思う。

なんて事は口が裂けてもいえない。

また暫く、息を潜めてるしかないな。せめてこの傷が治るまでは…。

俺はその時すっかり忘れていた。

もう少しで冬休みに入ると言う事に。


小学生編もそろそろ折り返し~

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