68.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
敵が接近してきている。
「フレア、カーミラの側を離れないでくれ」
「うん、わかったよリク」
子猫状態のカーミラを、フレアが抱きしめる。
よし、これで安全だ。
『ふ……しょうがないなぁ。ま、わしはおぬしの使い魔じゃからな? 仕方ない、おぬしの大事な人は、守ってやるかぁ』
ニヤニヤと笑うカーミラ。なんだこいつ……?
別にお前に守って貰おうとは思ってないんだが……。まあいいか。どうでも。
「わたくしのことはお気になさらずー」
エバーグリーンは自衛できるそうだ。まあこいつ自身かなり強いからな。
ということで、俺は戦いに集中できる。
敵の来る方角を見やる。
耳障りな羽音をたてながら、敵がこちらに向かってくる……。
「でかいな」
見上げるほどの、巨大なクワガタムシだ。
硬そうな外殻に包まれている。
「【結】」
まずは敵の強さを見させて貰おう。
「この森に生息する魔蟲の一種です。通常の魔物より強く、そして硬いですよ。どうします?」
クワガタが鋏を広げて、そして結界を切り裂く。
ふむ。なるほど。
「その程度ね」
クワガタは俺……ではなく、フレアに向かってくる。
『わしに任せろぉお!』
びょんっ、とカーミラがジャンプし……。
『ふぎゃ!』
べしゃり、とカーミラが何かにぶつかる。
彼女を中心として、結界が展開していた。
『こ、これは……結界……?』
クワガタはカーミラ(とフレア)を包む結界に攻撃を仕掛ける。
がきぃいん!
今度は、結界がクワガタの攻撃を阻んだ。
よし、良い感じだ。
「【星】」
俺はクワガタめがけて、結界を弾丸に変形させて飛ばす。
ずがががっ! とクワガタのボディを、弾丸が穴だらけにした。
『な、なんじゃあ……これは?』
「お前を中心に、結界が自動展開するように、術式をくんでたんだよ」
『うう~……相棒だから任せてくれたってわけじゃあないんじゃあなぁ~?』
「? 当たり前だろ。おまえ敵だし、吸血鬼だし」
『ふぎゅうう……』
なんで落ち込んでいるんだこいつは……。
「リクトさん。すごいですね。結界の強度を自在に変えることができるんですね」
エバーグリーンは俺と魔蟲との戦闘から、そこまで見抜いていたようだ。
「ああ」
一度目の戦闘で、こいつの硬さと攻撃力をはかる。
あとは、それを元に、敵を攻撃した(攻撃を防御した)ということだ。
「器用なかたですね。すごいです」
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