表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

6話

菜々美とリアルで会ってから2日後、菜々美からチャットが飛んできた。


「いま修学旅行から帰ったんで今夜ゲームしませんか?」


「仕事だからよるならできるよ」

と返した。


菜々美から嬉しそうな顔文字が返ってきた。


仕事が終わりゲームを起動した、オンラインに菜々美がいる。


なんだか不思議な感覚だ、つい2日前に会った子とまたこうやって一緒にゲームするのだから。


ボイスチャンネルに入るとすでに菜々美がいた。


「久しぶり、あの後は先生とかにばれてなかった?」


「お久しぶりです。

全然大丈夫でした!翔平さんのおかげで楽しい修学旅行になりました。」


「それはどうも。」


そう返すといつも通りゲームが始まった。


試合が一区切りついた頃に菜々美が、

「翔平さんこの前の約束いつ頃ならいけますか?」


「水族館とかに行く約束?」


「そうです!」


「土日なら基本的にいつでもいけるよ。

8月はお盆休みもあるしその時も仕事はなくて暇かな。」


「わかりました!じゃあお盆にお祖母ちゃんの家に行く計画を立てます!」


「えらい急な話だね。

了解、予定空けておくよ。

菜々美がほかに行きたいところあれば車も出せるし言ってね。」


「じゃあいっぱい考えておきます!

いまからバイト探してたくさん遊べるようにしておきます!」


そんな話をしてその日はゲームを終わった。


その次の日から菜々美はあまりオンラインにならなくなった。


2週間後、菜々美がオンラインになり最近なぜオンラインじゃないのか聞いてみた。


「最近ゲームしてないみたいだけど飽きちゃった?」


「全然飽きてないです!

宣言通りバイト始めたんです!

なんか面接受けたらその場で受かってしまって短期なので気合い入れて入ってました。」


「なるほどね、それはお疲れ様。

なんのバイト始めたの?」


「カフェです!」


菜々美が答えると僕は咄嗟に、

「似合いそう。」

そう言葉を漏らしていた。


「制服姿見たいですか?」


菜々美が挑発してきた。


見たいか見たくないかを言えば見たい。


絶対に似合っているからだ。


答えに困ったが自分の欲望に忠実な僕は、

「見たい。」

と答えた。


するとdiscordで写真が送られてきた。


めちゃくちゃ可愛かった。


こんな写真みたらクラスの男子は黙ってないだろうな、と思いながら保存した。


「感想はノーコメントで。」

と僕は逃げた。


菜々美はとても不満そうな声を出していた。


評価、コメントなんでもお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ