3話
ここをこうしたら読みやすいなどあれば気軽におっしゃってください!
少しずつ内容を考えてるのでとりあえずネタが尽きるまで更新する予定です!
カフェにつき並んでいるとやはり会話はつきものだ。
ゲーム中に気軽に話せても実際会うと話すことは少ないものだ。
気まずそうにしている僕を察したのか女の子が、
「そういえばなんてお呼びしたらいいですか?」
と話してきた。
僕のIDは「aaaa1234」というやる気のなさそうなIDでプレイしているため女の子から名前を呼ばれていない。
それはこちらも同じで彼女のゲームのIDは「UwU」、
このよくわからない顔文字みたいなもので名前を読んだことがない。
通話も二人でしているため特に名前を呼びあわずとも自分に向けて話されていると認識していた。
僕は、
「ゲームのIDじゃ呼びにくいですよね、僕のことは翔平と呼んでください。」
と伝えた。
ハンドルネームを考えたこともないので咄嗟に思いつかないのでこれは本名だ。
あまりよくないとは思うが修学旅行中に会いにくる学生が悪用するとも思えなかった。
すると女の子が、
「翔平さんと呼ばせてもらいますね!私のことは菜々美と呼んでください!」
と元気に答えた。
こんな若い子からさん付けで呼ばれるなんてなんだかむずがゆい。
僕は、
「じゃあ菜々美さんでいいかな?メニューあるしなに食べるか決めとこっか。」
と言った。
女の子の名前を呼ぶのは恥ずかしかった。
こんなこと今までになかったからだ。
菜々美は
「さん付けなんてやめてください、呼び捨てで大丈夫ですよ!
それにさん付けで呼んでいたら周りもおかしく思いますよ。」
と言ってきた。
「じゃあ菜々美って呼ばせてもらうね。
菜々美は食べたいもの決まった?」
と僕は言った。
「この特性抹茶パフェにします!翔平さんは決まりましたか?」
「僕はほうじ茶パフェにするよ。注文してくるね」
そう伝え席をあとにした。
注文を済ませ席に戻るとゲームの話題で盛り上がった。
菜々美が「あの時VCつけてなかったらこうして仲良くなれませんでしたよね。
そう考えたらあの時話してよかったなって思います。」
「ほんとに驚いたよ、あんまりVC繋ぐ人いないし繋いでいても友達同士で話しているとかだしね。
女の子だったときはびっくりしたよ。」
「昇格戦で絶対に勝ちたかったんです!
私だって普段なら絶対繋ぎませんよ、恥ずかしいですし!」
「それならちゃんと勝ててよかったよ、負けてたらこうやって仲良くなれてなかったしね。」
「私もです!まだ高校生だから親からSNSは許されていないのでかろうじでVCアプリは隠して入れれてるだけなので誰かと一緒になんて夢の話でした!
しかも勇気を出して話しかけた相手が優しそうな人でほんとよかったです!」
そんな何気ない会話をしている間にパフェが届いた。
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