2話
評価、コメントしてくださった方本当にありがとうございます!
とても励みになります。
次話では女の子と僕の名前を公開していこうと思います!
数日後女の子からチャットが送られてきた。
「6月19日13時に京都駅の改札で待ち合わせで大丈夫ですか?」
僕はすぐに返事をした。
「大丈夫ですよ、楽しみにしてます。」と。
今は6月12日だからちょうど1週間後だった。
僕はすぐに服を買いに行った。
なんせ外に出るなんて仕事以外ではほとんどありえないからだ。
服といえばスーツ、そのほかの服といえばジャージ、パジャマだ。
とにかく万人受けする服を探しに仕事以外で久しぶりに外に出た。
とにかく時間がないので店頭に並んでいるマネキンの服を一式買った。
誰でも似合うカジュアルスタイル、そう書かれていたのでとりあえずそれにした。
そんなこんなで仕事とゲームの日々を繰り返していると約束の6月19日になった。
オフ会なんてしたことがない僕は不安と緊張で1時間前の12時に着いていた。
京都まではだいたい1時間くらいで着くのでそこまで早くいく意味はなかった、でも不安と緊張はありながらも楽しみでもあった。
その結果が1時間前着だ。
コンビニでコーヒーを待ちチャットを待つ、不安だけど楽しみ、こんな気持ちは初めてだった。
12時45分。
あと少しだ、携帯を見ていると女の子からチャットが飛んできた。
「少し早いですが着きました!何か服装の特徴などを言っていただけたら声をかけさせていただきます!」
話しかけてくれるなら本当に助かる、世の中の女性の服なんてみんな同じにしか見えていなかったからだ。
僕は、
「黒のスキニーで上は白いシャツです、トートバッグを持っています。」
とうとうこの時が来た、初オフ会で女の子と会う。
一生ないと思っていたことだ。
チャットから1,2分後、背後から声をかけられた。
「こんにちは!あってますよね?」
目の前には制服姿の女の子がいた。
確かに声はすごく若かった。
でもここまで若いとは思ってなかった。
「あってますよ、初めまして。学生だったんですね。」
そう返すと女の子は、
「驚きました?今修学旅行中なんです!」
と笑って返してきた。
僕は捕まらないだろうか…もし先生たちに見つかったら明らか通報されそうだ。
僕は、
「とりあえずお茶…というより甘いものでも食べに行きましょうか。
駅に美味しい抹茶のパフェのお店があるので。」
すると女の子は笑顔で嬉しそうに頷いていた。
女心を知らない僕からしたらベストな提案だと思った。
評価コメント、ダメ出しなんでも受け付けておりますのでよろしくお願いいたします。