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24 衝撃事実!

ダダダダ、と階段を駆け下り9階へ。


「ニーシャ!いる!?」

「あぁ、リリーじゃないか。どうしたんだい?」

「これ、とりあえず同意書!」

「助かるねぇ、今日の仕事はあとこれだけだったからさ」

「ニーシャ、私を騙した、よね?」

「騙した?」

「本妻が必要とかなんとか言ってたじゃん!」

「あれか、もう気付いたのかい?」


やっぱり、嘘って言うのは本当なんだ......


「なんで騙したの?」

「騙した?人聞きの悪いこと言ってんじゃないよ。あたしがいつ本当のことだ、なんて言ったんだい?」

「なにその屁理屈!」

「何を言う、我らは魔族。その言葉がいつでも本当とは限らんであろう?」

「知らない、そんなの知らないよ!」

「では覚えておくといいさ」


はぁ、なんかもう面倒くさいよ


「分かった、とりあえずもういいから。お疲れ様」


今日はもう疲れたな。さっきまで寝かされてたけど、もう寝よう。


「ただいま」

「おかえりなさい」

「おかえり、オルゾバードは帰ったわ」

「あー、うん、了解」

「元気ないですね?何かありましたか?」

「何か、っていうのはないけど、強いて言えばすっごい疲れた」

「寝る?」

「寝る」

「先にお風呂行きましょうよ」


お風呂?お風呂......はっ!


「お風呂!」

「わっ!びっくりした」

「そんなに好きなんですか?」

「好き!」


1日の最後のイベントだし!


「早速行こう!善は急げ、だよ!」

「そんなに好きなんですね、安心してください、お風呂は逃げません」

「元気になったね」


お風呂に着いて浴場を見る。こっちも広い!

それから二人の肌が奇麗!すっごく奇麗!眼福だね!


各自で体を洗い湯船に浸かる。本当は洗いっことかしたかったけど、嫌です。って言われた。


「はぁぁ、きもちーねー」

「疲れが取れる感じね」

「これもヒノモトの技術らしいですよ。確かオンセンって言うらしいです」


温泉かな?っていうかそこ絶対日本じゃん。あ、でも温泉はどこにでもあるか


「他にも、キモノという服やマイコハンという方がいるらしいですよ」


そんな蒙古斑みたいな発音しないでよ。しかも『さん』じゃなくて『はん』なの?


「よく知ってるね、ヒノモトって魔族にしか広まってないんでしょ?」

「板前さんが教えてくれました」

「そういえば、板前の名前って何なの?」

「板前さんですよ?何言ってるんですか?」

「え?板前の名前だよ?名前」

「だから、イタマエ、でしょ?」

「そうです。イタマエさんです」

「え......」


えぇぇ!?


「イタマエだったの?」

「リリーも呼んでいたじゃありませんか」


料理長って意味の板前だと思ってたからね。これは衝撃事実だよ

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