表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/24

23 騙された!

ゆっくりと目が覚める。最近この展開多いな。起きたってことは朝になったのかな?

目を開けて時計を確認する


「おはようございます、リリー」

「マロン、ちゃん?何してるの?」


お腹に重みがあったからなんだろうと思ってたけど、まさかマウントポジション取られるとは。興奮します


「あなたと、ゆっくり話がしたくて。と思ったのですが、夕飯前の話が聞けたのでもういいかなって」

「っちょっといいかな?もしかして、睡眠薬か何か?」

「お察しの通りです。グラタンに入れさせていただきました」

「話が聞けたって、どういうこと?」

「私の事を、どう思ってるのか、ですね」

「大好きだよ?愛してるって言っても過言じゃないよ?」

「それが一番聞きたかったです。あとはキルナさんのことも」

「大好きだね」

「ふふ、言うと思いました。それに、あなたが可愛い子が好き、というのも受け入れたのでもう感情がぶれることは少なくなると思います」


自覚はあったのか


「うん、ありがとう」

「あの、本妻の話なのですが、キルナさんに話しても大丈夫ですか?」

「あ、うん。いつか離さなきゃいけないことだと思うし」

「ありがとうございます。では早速言ってきますね」

「うん。あ、待って!」


私の上から降りたマロンちゃんを一度呼び止める


「こんなことしなくても二人っきりになれる時間はいくらでも取るから!」

「!ありがとうございます。では」


マロンちゃんと入れ替わるように今度はオルゾバードが入ってきた


「なに、どうしたの?」

「明日の就任式について話がしておきたくてな。これがプログラムだ。目を通しておいてくれ」

「了解。それだけ?」

「いや、それが終わったらハンコを押してお前が提出するのだ」

「りょーかい、どこに出せばいい?」

「役所だ」


あ、ニーシャのところ、まんま役所って呼んでるんだ


「分かったよ、ありがとね」


「リリー、入るよ?」

「あ、その声キルナさんかな?開いてるよー」

「我が輩は帰った方がいいか?」


助かる、と言おうとしたがこれは本妻について聞くチャンスでは?


「待って、オルゾバード。聞きたいことがあるから。マロンちゃんとキルナさんもこっち座って」


ぽんぽんとベッドを叩き、みんなを座らせる


「キルナさん、マロンちゃんから話は聞いたでしょ?」

「うん、聞いた」

「オルゾバード。多妻制の本妻のことで聞きたいことがあるの」

「本妻?そんなもの聞いたことがないが」


私はニーシャから聞いたことをオルゾバードに話した。


「そんな制度ないぞ?」

「え?」

「おおかた、ニーシャのやつに騙されたんだろう。あいつは他人の不幸を特別好むサキュバスだからな。だが、仕事は誰よりもできるんだぞ?我が輩はそこは強く買っている」


そこは、か。いやそんなことより


「騙されたの!?私たち!」

「そうなるな」


あいつ、ふざけんなよ?本気で悩んだのに!


私は就任式の同意書を掴み、部屋を勢いよく飛び出した。待ってろ?ニーシャ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ