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戦いを回避できたと思ったのに

この蹴鞠(けまり)対決の他、いろんな対決や、おもてなし、郷土料理自慢とか、いろいろやってみたのにさ、

果ては郷土のB級グルメの自慢とかして、話も盛り上がったのにさ、

それでもなお、倒幕軍と幕府軍は戦わなければならないというのか、

命のやりとりをしなければならないのか、という疑問が浮かんだ。


そして本題の交渉へと場面が移ったが、長州側も幕府側も、お互いがお互いに、自分たちの論調を推し通すことしか考えず、やがて批判、悪口の応酬になっていってしまった。


「つまらぬ!全く話にならぬ!」


どちらが勝ちでもなく、負けでもなく、不毛な論戦を繰り返すばかりとなった。


「武器を使わぬ戦いなど、おもしろくもない。」


結局、交渉は決裂、物別れに終わり、武器を使った戦いとなった。


そんな中、いよいよという時に備えて、ついに、ついに、アレを用意したという。


「アレとは何か!?」


アレとは、F-15戦闘機のことだ。


慶喜(よしのぶ)=現代人の松平時男が、どこからともなく、持ち込んだものだ。


「これこそまさにミリタリー対決だ!」


慶喜(よしのぶ)=現代人の松平時男は、いよいよという時は、幕長戦争は最新鋭ミリタリーで対決するぞ!と考えていた。


このF-15戦闘機による、機銃掃射を行って、長州軍を一網打尽(いちもうだじん)にしようという考えだ。


一方、長州軍もまた、そのF-15戦闘機を撃ち落とすために、対空ミサイルと高射砲をどこからともなく購入した。


こちらは吉田松陰=現代人の毛利富美親が、慶喜=松平時男への対抗意識を燃やして、購入したものだ。


毛利敬親(もうり・たかちか)が松陰にたずねた。


「松陰、それなるはどのような武器なのだ?」


「はっ、これらは未来の時代にて、戦で使われている兵器というものにございます。

こちらが高射砲、そしてこちらが、対空ミサイル、こちらが戦車と申すものにございます。」


「なんと、そのような兵器なるものを、いつの間に…。」


幕末に最新ミリタリーという設定になった。



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