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公爵家の男装令嬢は、  作者: とりふく朗
第二章 旅立ち編
71/217

明日の予定。

 暖かい……。

 焚火に当たりながら、私は「ほぅ……」と吐息を零した。

 直ぐ傍では、木の枝に吊るされたクロの服と、私の愛らしいかぼちゃパンツが風に靡く。

 言っておくが、かぼちゃパンツは私が買って来たものではない。エルである。

 下着に対し、ましてやどんな子供用パンツを履きたいかなど特にこだわりがある訳も無いので、別に気にしてないけれど。


「ふふ。人生初のノーパンを体験してしまった。中々の開放感だね?」

「俺も!俺もノーパン!お嬢と一緒だな!へへっ」

「うん。クロはちょっと黙ってようか」


 エルから借りたマントに包まりながら、隣でクロが顔を綻ばせた。

 君の場合は、ノーパンどころか全裸でしょ?


「……レオ君は、女の子だったんだね」


 枝に吊るされた、フリフリプリチーなかぼちゃパンツを、ニックと一緒に淀んだ瞳で見つめながら、リヒトがぼそりと呟いた。


「ふふ。そんなに乙女のパンツを見つめないでくれ。恥ずかしいだろう?」

「ご、ごめん……」


 謝りつつも、その視線はパンツから外される事はなく。

 彼らは無言で、幼女のパンツを見つめ続けた。


「……」

「……」

「……ああぁぁぁあああああ!!!何故、性別が逆じゃないんですかぁぁあああ!!!」

「落ちつけニック!!分かる!!気持ちは分かるが落ち着けっっ!!」


 2人の沈黙が破られたかと思えば、突如としてニックが発狂し出す。

 地面を「ぁぁぁぁあああああ!!!」と叫びながら左右に転げ回るのを、リヒトが慌てて抑え込んだ。

 ……失敬な。人のパンツをガン見しといて、その反応は無いんじゃない?


「お嬢お嬢!俺、こんな広いとこで泳いだの初めてだ!邸の大浴場よりも広いな!」

「そう。……楽しかった?」

「ああ!」


 満面の笑みで頷くクロを横目で見遣り、私も思わず微笑した。

 今度、海にでも連れて行ってやろうかなぁ。

 

「それにしても、クロードちゃんとエルちゃんって、奴隷だったのねぇ」


 ローニャが頬に片手を当てながら、エルとクロの首輪を交互に見つめた。

 その言葉に、ニックを宥めていたリヒトが顔を上げて反応を示す。


「それ、俺も気になってたんだよね。運よく主人が死んだことで脱走に成功する奴隷もいると聞くけど、もしかしてエルさん達も?もしそうなら、……良かったね。大変だったでしょう」


 安堵と悲しみとが入り混じった様な笑みを浮かべて、リヒトは一つ溜息を吐いた。


「ん?死んだもなにも……、エル達の主人は私だけど?現在進行形で、エル達は奴隷だよ?」

「はい?」


 話の内容が理解できなかったのか、今度はキョト顔で首を傾げるリヒト。

 そんな難しい事言っただろうか。


「だから、奴隷商でエル達を買ったのは私ってこと。因みにシロも」

「……レオ君。奴隷を買っただのなんだのと、冗談でも言ってはいけないよ。どんな理由があろうとも、人間が人間を物の様に扱うだなんて事。……決して許される事ではないのだから」

「おや。……ふふふ、怒られてしまったね?」


 急に真顔になって説教を垂れるリヒトに、私はくすくすと笑いを零す。

 反省の色が見られない私に、リヒトは怪訝そうに眉を顰めたが、それ以上は何も言ってこなかった。


「はぁ……。まぁ、詳しい事情は聞かないけどさ。飼い主を失った奴隷って、奴隷商に見つかれば店に連れ戻されてしまうらしいし、十分気を付けてね。そういう意味じゃ、首輪を隠すのは正解だったね。何かあれば、いつでも俺を頼ってくれていいから」

「お優しいね。どうもありがとう」


 何かもう、説明し直すのが面倒臭かったので、リヒトの御想像の任せる事にした。


「――さて。話は変わるけれど、実はリヒト達に用があってね。ある人からの伝言なんだけど……」

「そうだったの?何かな」

「詳しくは省くけど、『リヒト達を連れて、今度遊びにおいでー』って、大賢者達が」

「あはは!俺もお呼ばれしちゃっていいのかな?レオ君の友達なんでしょ?」

「友達って訳でもないけど……。リヒト達さえ良ければ、明日にでも行くかい?時間は、……昼過ぎぐらいかな?今夜、お爺ちゃん……ワーズマンに会いに行くつもりだったし、良かったら伝えておくけど」

「へぇ、ワーズマンっていうんだねー。そっかそっかー。それじゃあ、お言葉に甘えて、俺も遊びに行かせてもらおうかな?大賢者のとこに――って、……ん??」

「ん?」


 突然笑顔のまま表情が固まり出すリヒト。

 私は不思議に思い、「どうかした?」と小首を傾げてリヒトを見つめた。


「……レオ君。……いや、レオちゃん?」

「どっちでもいいよ?」

「そっか。えーっと、……レオ君」

「うん?」

「さっき、大賢者って言った?」

「うん」


 口角をヒクヒクさせながら問うリヒトに、私はこくりと頷いた。

 

「ワ、ワーズマンって、大賢者筆頭の、老賢者様のことだよね?」


 ――こくり。


「し、しし、知り合い、だったの?」


 ――こくり。


「いつ、から……?」

「んー。最近、かな?でも、正体を明かされたのは昨夜だよ?」

「そ、そう」


 まぁ、明かされなくても知ってはいたけどね?

 リヒトは動揺で目を泳がせながら、混乱を顕わにしていた。


「クルッカがね、『君の友達ならぁ、リヒト君も連れておいでよぉ』みたいな?」

「クルッカ・リンデルとも知り合いなの!!??」

「そしたら他のみんなも、『俺も一緒に会ってやらぁ!』『あらぁ、楽しそうですわねぇ?』『リ、リヒトが会いたがってるのは私なんですからね!』ってな感じで?」

「ひぃ、ふぅ、みぃ、……わーお。それ、全員じゃーん」

「という訳だから明日、遊びに行こうか。多分、いつ来てもいいよって感じだったし」

「そーれーなー。やっぱ全然忙しくねーじゃんよー。何だよなーもう。萎えるわー。何かもう、色々萎えるわー」


 虚ろになった目で、乾いた笑いを零すリヒト。

 何だろう。テンションがおかしい……。


「酔ってるの?」

「酔って……ませんっ!!!」


 なら良かったです。





 その後暫くして。

 討伐依頼がまだだった事を思い出したリヒト達は、木の陰からクロを見つめていたガルドを引き摺りながら、慌てた様子で去って行った。

 もう道草食っちゃ駄目ですよー。


「……レオ。そろそろ乾いたんじゃないかしら」

「そう?ありがとう」


 私のパンツに触れて、乾き具合を確認するエル。

 火と風の魔法を組み合わせて、衣服に温風を送り続けてくれていたのだ。


「俺の、まだちょっと生乾き……」

「街に着くころには乾くわよ。あ、レオのは完全に乾いてるからね?」


 湿った服を着ながら顔を歪ませるクロを軽く流し、エルは笑顔を浮かべながら、「はい!」とパンツを私に手渡す。

 ほかほかしていた。

 履いてみると、お尻が温くてほっこり。地味に和んだ。



 それから街へと戻って、適当に買った30本の瓶の中にハニートレントの樹液を詰め替える。

 それでも、影の中にはまだ結構な量の樹液が。

 無駄に取り過ぎた事に、ちょっと反省。

 瓶に入れてる方が使い易いので、手元に一本だけ残して、他は全部ギルドへと持って行くことにした。

 

「すいません。換金お願いします」

「お帰りなさい、エルさん。……あら、今日はおチビちゃんも一緒なのね?いつもはギルド前で待ってるだけなのに。ふふ、初めまして。私はメルダ。ここの副支部長やってます。よろしくね?」

「こちこそよろしく。レオだ」


 笑顔で握手を求めてくるメルダに、私は苦笑気味にその手を握った。


「ふふ。さて、今日はどんな薬草かしら。中々見つけ難いものを採って来て下さるから、薬剤師の皆さん、喜んでるんですよ」

「そ、そうですか……」


 メルダの言葉に、エルはもじもじと照れながら、籠に入った薬草を受付カウンターへと置く。

 改めて見ると、結構な量である。


「まぁ!タンポッポ草が4束も?よくこんなに見つけてきましたね」

「偶々です……」

「御謙遜を。エルさんは植物の知識が本当に素晴らしいわ。全て正確に摘んできて下さるから、こちらとしても検品が楽ちんです」

「い、一応、検品はしてくださいね?違うのが交じってるかもしれないですし……」

「ふふ。エルさんは正直な方ですね。……少々お待ちください?」


 束を解いて、検品を始めるメルダ。

 エルの腕を信用しているのか、検品といっても軽く確認する程度のもので、そう時間は要さなかった。


「……うん。完璧ですね!1束大銅貨4枚なので、合計で銀貨1枚と大銅貨6枚です。クロードさんと分けるのでしたら、全て大銅貨でお渡した方が良かったかしら?」

「お願いします」

「では、……はいどうぞ!大銅貨16枚、御確認下さい」

「ありがとう」


 おお。あんな草取りで、こんなに儲かるのか。

 しかも午前だけでこれだ。

 まぁ、クロと半分こになるから凄く儲かる訳でもないけど、多少の小遣いぐらいにはなるんじゃない?


「それと、……これもお願いしたいんですけど」

「あら。いつもと比べたら少ないなとは思っていたけれど、他にもまだあったのね。……そちらの荷物がそうなのかしら?」


 メルダは、クロが持つ木箱へと視線を遣りながら首を傾げた。

 

「はい。……よいしょっ!あと、これもですね。全部で3箱あります。ハニートレントの樹液です」


 床に置いていた木箱を持ちあげてカウンターに置くと、クロが抱える木箱と、シロの背に括りつけられた木箱とを目差しした。

 その量の多さに、メルダは目を瞬かせながら、木箱の中身を除く。


「す、凄い量ですね。トレントなんて、探すのだけでも大変な魔物なのに……」

「恥ずかしながら、下手を打って仲間を呼ばれてしまったもので……」

「え、……ということは、一気にこれだけの量を?」

「はい……」


 恥ずかしそうに、もじもじと俯くエル。

 対してメルダは、驚愕に目を見開かせて、「しょ、少々お待ちください」とギルドの奥へと消えていった。


「……行っちゃたね。どうしたんだろう」

「さぁ?台車でも用意しに行ったんじゃないかしら」


 不思議そうに小首を傾げながら、そんな呑気な会話をしていると、少ししてメルダが早足で戻って来る。


「……お待たせ致しました。一応確認ですが、エルさんとクロードさんはFランクでしたよね?」

「え?あ、はい」

「支部長と相談した結果、エルさん達の実力ならばDランクが相応ではという話になりました」

「……へ?」


 予想外の話に、思わず声が裏返るエル。

 そんなエルの反応に、メルダは一呼吸置いた後、満面の笑みで「Dランクへの昇級、おめでとうございます!」と拍手を送った。

 周囲の冒険者も何だ何だとこちらへと視線を向け、行き成りのDランクへの昇級にざわめきが生じる。

 「あれ、勇者のお仲間だろ?」「やっぱあいつらも只者じゃなかったんだなー」「よっ!流石はリヒトの取り巻き!」と、ちょっとイラつく会話が飛び交っていた。


「で、でも、これはほとんどレオが……」


 おどおどしながら口を開くエルに、私はマントの裾を引っ張って待ったをかける。

 それから、「何……?」と見下ろすエルに手招きして、しゃがむように指示。


「ランクがあると出来る事も増えるから、ある程度上げておくのも良いかもしれないよ。丁度いい機会だし、ここは素直に上げてもらいなよ」

「で、でも、これを倒したのはレオじゃない……」

「そうだけど、元々Dランクぐらいの実力、エル達ならあったじゃないか。ここは分相応になっておきなって。そもそも、6才の子供が大量のトレントを討伐しただなんて、誰も信じる訳ないだろう?」

「う、……はぁ。分かったわよ……」


 正論に、エルは言葉を詰まらせると、溜息と共に了承の意を示す。

 薬草採取に飽きたクロの為に、次からは魔物討伐も許可するつもりだし、Dランクになっといた方が依頼の幅も広がって選びやすいだろう。


「どうかされましたか?」

「あ、えっと、何でもないです。……ありがとうございます」

「はい!……では、ハニートレントの樹液、検品致しますね。少々お待ちくださいませ」


 それから、待つこと数分。

 樹液の瓶29本は、一本当たり銀貨1枚と大銅貨2枚の値段が付けられた。

 ――合計、銀貨34枚と、大銅貨8枚也。



「魔物討伐って、こんなに儲かるんだなー。草取りが馬鹿らしく思えてきた」

「嬉しそうだね?」


 ほくほく顔のクロを横目で見遣り、私は小さく笑いを零した。

 お小遣いが増えて良かったねぇ。


「でも、本当に良かったの?私とクロだけで全部分けてしまって……」

「構わないよ?シロはお金があっても買い物出来ないし、私は元から大金を持っているからね。今更、大銀貨が一枚二枚増えようと、私にとっては些事でしかない」


 だって、金貨が1万枚近くあるんだよ?

 使い道もないのに、これ以上増えてどうすんだっつーの。


「そ、そう……」

「だから、遠慮なく2人で使いなよ。欲しい物とかあるでしょう?……と、そういえば。薬草を摘んでた時にやった勝負事だけど、何か欲しい物は思いついたかな、クロ」


 危ない危ない。忘れるところだった。

 思い出せて良かったわぁ。


「んー……。やっぱり特に思いつかなかったから、お嬢が買う物決めてくれない?」

「それは、何でもいいという事かな?」

「考えたんだけど、お嬢から貰える物なら何でも嬉しいし、何でも欲しいかなって。……うん。“お嬢から貰える物”が欲しい!」

「ふふ。将来は、とんだ天然誑しに成長しそうだね?……了解した。でもその代わり、何を貰っても文句は言わないでくれよ?」

「やった!!」


 嬉しそうに天高々とガッツポーズをとって、喜びを表現するクロ。

 その微笑ましい様子に、私もつられて顔を綻ばせていると、近くからスパイシーな良い香りが。

 くんかくんか。


「クロ。そこの屋台で売ってるチキン棒でもいい?」

「え……」


 その発言に、クロのテンションは一気に急降下。

 掲げられていた腕も、その感情の抑揚に合わせて下がっていった。

 ……冗談だってば。

 



*******


 ――夜。

 今日こそはと、本を借りにスファニド学園の図書館へと転移。

 それから少しの間の後、いつもの如くにこにこと笑みを湛えながら、お爺ちゃんも転移してきた。

 

「全く……、昨夜は酷いじゃないか。止めに入るどころか君、傍観者に徹していただろう?幼気な子供を大人で囲ってさぁ。年長者として、場を取り纏めるぐらいの事はしようよ」

「すまんかったのぅ……。子等の好奇心も尊重したかったんじゃ……」


 にこにこの顔から一変。

 お爺ちゃんは眉尻を下げると、しゅん……、とした悲しそうな表情を浮かべた。

 そんな顔しても騙されませーん。


「あのさぁ、お爺ちゃん。そろそろ腹の探り合いは無しにしようよ。黙って傍観者になっていたのは、お爺ちゃんも私の正体を見極めたかったからでしょう?」

「ふぉっふぉっふぉ。はてのぅ。儂は本当の事を言ったまでじゃが」


 再びにこにこの顔に戻るお爺ちゃん。

 ……狸だわぁ。


「はぁ……。本当、食えないお爺ちゃん。何か知りたいことがあるなら、直接聞いた方が早いと思うよ?……今なら1つだけ、何でも答えてあげるけど?」


 私は瞳を細めて怪しく笑うと、お爺ちゃんの反応を様子見た。

 魅力的な餌でしょう?知識欲のままに食い付いちゃいなよ。


「ふぉっふぉっふぉ。そうかそうか。ならば――」


 おっしゃ、掛かった……!!

 思わず口元が吊り上がるのを感じながら、やや歪んだ笑みでお爺ちゃんの次の言葉に耳を傾ける。


「――好きな食べ物は何かのぅ?」

「へ……?」


 まさかの問いに、笑みは引き攣り目は点となる。


「1つ、だけと言ったんだよ?」

「ふぉ?聞いとったよ?」

「……本当に、そんな質問でいいのかい?」


 にこにこと頷くお爺ちゃん。

 ……考えてる事がマジで不明なんだけど。


「答えてくれんのか?」

「はぁ……。好き嫌いは特にないよ。面白い答えを用意できなくて悪かったね」

「何でも食べるとは、お利口さんじゃのぅ」


 お爺ちゃんは私の傍へと寄ると、頭をなでなでしてきた。

 本当、食えない爺さんだわぁ。


「……特定の好きな物はないけれど、甘い味付けの物を好んで食べるかな。逆に、辛い物は少々苦手だ」

「ふぉっふぉっふぉ。そうかそうか。詳しく教えてくれてありがとのぅ。レオは優しい子じゃ」

「ふふ。本当、君といると調子が狂う」


 撫で続けてくる手から頭を逸らして脱出すると、お爺ちゃんの横を通り過ぎて本棚の方へと歩を進めた。

 それに従って、お爺ちゃんもにこにこ笑いながら後に続く。

 辺りをぼんやり照らすのは、お爺ちゃんが魔法で作り出した光の玉。

 静まり返った館内に、老人と子供、二つの足音が静かに響く。


「明日の昼過ぎ、リヒト達を連れて来るね。それと、私の仲間達も一緒に。……良かったかな?」


 私は気になる本を探してキョロキョロと周囲を見回しながら、重要な要件をさらりと伝えた。

 そして、その問いに対するお爺ちゃんの答えは――、


「あい分かった。子等にも伝えておこう。……ふぉっふぉっふぉ。レオの仲間にも会えるとは、楽しみじゃのぅ」


 ――予想通り、あっさり了承。

 リヒトの、「やっぱ全然忙しくねーじゃんよー」という昼間の言葉が、脳裏を過ぎった。

 



次回は昔話です。

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