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人は何故生きるの?

作者:

初めて投稿します。

感想をいただけたら幸いです。

「人は何故生きるの?」

と少女は聞いた。

両親は

「そんなこと言うものではない」

と言った。

少女は

「何故私の問いかけにちゃんと答えてくれないの?」

と思ったがあえて何も聞かなかった。

次に少女は姉に聞いてみた。

すると姉は

「そんなことわかるわけないよ」

と言った。

今度はある程度ちゃんとした答えだけどはっきりしていない。

少女は答えを探していた。

人は何故生きるのか?

と言う答えを・・・。

今度は隣のおばあちゃんに聞いてみた。

おばあちゃんは

「まぁまぁ、そんなことを考えるとは・・・。

それは誰にもわからないんだよ。」

おばあちゃんは少女に言い聞かせるようにいった。

でも少女の心には何も響いてこない。

今度は裏のおじいちゃんに聞いてみた。

おじいちゃんは

「人間には生まれてくることに意味はないのではないのかな?」

と答えた。

でも少女は意味を探していた。

意味は絶対あるとしんじていた。

今度は教会の神父さまに聞いてみた。すると神父さまは

「人は何故生きるのか、ですか?ずいぶん哲学的ですね。

私はこう考えています。

人は何故生まれてくるのか?

何故生きてくのか?

それは答えを見つける為です。

自分が生きていた証と生まれてきた理由を自分の心に刻むために生きているのです。

それはとても大変なことなのですよ。

まだ意味はわからないと思いますがきっとわかるときがくるでしょう。

どうです?納得できましたか?」

神父さまはそう言って微笑んだ。

少女はなんとなく自分が求めていた答えに近づけた気がした。

これからも少女は自分が生きていく理由を探し続けるだろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 皆が「言いそうな」ことを言っているところがいいですね。悟りきっているおじいさんも一理あり、でも神父さんの答えがやはり、少女には強く響いたのでしょう
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